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QあんどA

●年が明けないうちに「リアル」の感想でも書いておこう。週刊ヤングジャンプにて不定期で連載されている井上雄彦の「リアル」。不定期とはいえ毎年秋ごろにきっちり単行本化されている辺りはさすが井上雄彦だ。冨樫とは全然違う。あっ、そういえば「H×H(27)」は明日発売ですね。これは買わねば!

この漫画には主人公が3人いるが、9巻はずっと高橋のターンだった。まあ、自ずとそうなるか…。もう戸川清春は車椅子バスケの選手として、ひたむきに頑張っていくであろう展開が提示されている。野宮は相変わらずくすぶってはいるものの、前向きになっている。まあ野宮に関してはこの先、成功しようが失敗しようがキャラ的にタフだから大丈夫だろう。「リアル」の序盤(単行本でいうところの5巻あたりまで)は戸川、野宮、高橋の3人の主人公たちはみんな同じくらい絶望していて「うわぁ、この漫画重すぎる…」と軽く憂鬱になっていたものだが、8巻の時点で戸川と野宮はある意味“あがった”ような印象を受ける。というわけで残りは高橋君だけ。そう考えると9巻が高橋の回だった(野宮も少し出るけど)のは必然なのかもしれない。

9巻は高橋とプロレスラーとオタクの3人のリハビリの模様がメイン。このリハビリを通して少しずつだが着実に良い方向に向かっているように見える。野宮からの刺激もあり、9巻の最後で遂に高橋が『車椅子バスケ』という存在…あるいは選択肢に気づく。高橋が車椅子バスケを初めて生きることにポジティブになったらこの漫画は多分終わりだろうな。僕はそう予想しているのだけどどうでしょう。


●今年の5月頃に創刊した「ゲッサン」で連載中のあだち充の新作「QあんどA」の単行本が発売されていたので買った。あだち充といえば現在週刊少年サンデーで「クロスゲーム」を連載中。この漫画はアニメ化もされていて、なかなか面白い。「タッチ」や「H2」並みの傑作漫画だ。やはり青春純愛野球漫画を描かせたらあだち充の右に出るものは居ないようだ。「QあんどA」は「クロスゲーム」を描く傍ら、息抜きを兼ねて描かれているような感じだ。オバケが堂々と登場する時点で、かなり“やっつけ”感が匂う。このフワフワした感じは「いつも美空」と似ている。かなりリラックスして楽しみながら執筆している印象。

単行本1巻を読んだ時点でいまだにどんな方向性の漫画なのかがわからない。ラブコメ?陸上漫画?それともギャグ漫画なのだろうか?いずれにせよ、「クロスゲーム」のようなストイックな側面を持ち合わせた青春漫画ではないことは確かだ。


●左のサイドバーに昨日設置した「年内期間限定チャット」ですが、「チャット」というより単なる僕一人のボヤキの場と化しているので少々説明を。まずやり方は、「Guest」の欄に名前を打って(GuestのままでもOK)横のスペースに文章を書き「送信」すれば上の画面に表示されます(説明するまでもないか)。長文は打てません。20~30文字程度が限界のようです。普通チャットには「入室」やら「退室」やらがありますが、このチャットは全然本格的なものではないので、誰が今チャットできる状態にあるのかがわかりません。なので、僕はとりあえず年内の22時~22時30分の間はPCの前で出来る限りスタンバイすることにします。その間にコメントを頂ければたぶんチャットできると思います。一緒に来年の作戦考えようぜってことで、ひとつヨロシク。
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輪廻

●「HUNTER×HUNTER」が2010年1月4日発売のジャンプで再開される予定だそうです(あくまでも予定)。それに伴い単行本27巻が12月25日のクリスマスに発売(これも予定か)。さすがに待たせすぎだよなぁ。1年1ヶ月ぶりですか…。なんか笑っちゃうね。すごいよねぇ。10週連続掲載をやって3ヶ月ほど休んでまた10週連続連載という流れが出来上がりつつあったから、今回も3ヶ月くらいで復帰するものだと考えていたらこれだもの。結局2009年は冨樫さん何もやってない。1年間まるまる休みですか。いいなぁ、天才って。今年のクリスマスは「HUNTER×HUNTER」の27巻を読みながらケーキ食べよ。

●高橋留美子の新作「境界のRINNE」の単行本が先月1・2巻同時発売されたので特に期待もせず読んでみた。う~ん、「犬夜叉」よりは好きかなぁ…。高橋留美子にラブコメやギャグを期待している読者からしてみれば「犬夜叉」で頻繁に描かれていた“バトル描写”は正直うんざりするものだった。「境界のRINNE」にバトル描写は、あるにはあるんだけど犬夜叉よりは控えめになっているし、基本はギャグマンガ(結構シュールなギャグが多い)なので読んでいて肩が張らない。主人公とヒロインの間に今のところ恋愛感情が皆無なのがちょっと腑に落ちないが(故にニヤニヤシチュエーションが皆無)これからの展開に期待したい。

付記
漫画ネタのついでに井上雄彦の「リアル」9巻は11月26日に発売です。


●今日の写真
piaozaki

●今日の動画

リアル(8巻)

本日発売の井上雄彦の車椅子バスケ漫画「リアル(8巻)」を読んだ。…もうそんな季節かぁ。毎年秋に単行本がきっちり発売されることから、もはや、日本の秋の風物詩と化している「リアル」(本当に?)。リアルの単行本を買う度に、時の流れの速さに一抹の寂寥感をひしひしと感じる。もう今年もそろそろ年末モードですねぇ。

以下、『リアル(8巻)』の感想を。もちろんネタバレあり。

リアル8巻を読んで最初に抱いた感想は「あれ、もしかして、もうそろそろ終わりか」だ。リアルという漫画では、ビアな状況に置かれ、鬱々とくすぶっている人物のシーンが多かった。健常者としてごくごく普通に生きることがある日突然断絶され、夢や希望を失くし、発狂してしまいそうな若者が描かれていた。目を伏せたくなるような現実が露骨で生々しい表現方法で毎回毎回描かれていた。偽善なんてものは全く無く、読んでいてなんだかウツになる漫画。それがリアルだった。しかし、今回は違った。高橋も戸川も野宮もみんな前向きに生きているではないか。特に、リアルの一番の問題児である高橋がかなりいい感じになってきているではないか。いろいろとシガラミのあった親父とメールをし、苦笑し、リハビリ仲間のプロレスラーやオタク系男に心を閉ざすことなく自らコミュニケートしようとしている。そして毎日のリハビリを頑張っている(時折卑屈になりながらも)。…あの高橋がだよ。素晴らしい。

8巻での高橋の前向きな活躍を見て「リアルも、もうそろそろ終わりかな」と思った。7巻で既に戸川は一連のくすぶりから抜け出し、車椅子バスケ選手として生き生きと輝いている。野宮も見舞い先で「どうせ泣くんならやりたいことやれば」という加害者からの言葉を受け「やりたいこと?俺にはバスケしかねーべさ」と思い立ち、プロリーグのトライアウトに挑戦するべく練習を再開。戸川、野宮、高橋の主人公達の人生の軌道が少しずつだが着実に良い方向に乗りはじめている。これって「最終回間近フラグ」に思えて仕方が無い。もういつ終わってもそれなりの最終回が迎えられる体勢に突入しているような気がする。シビアな漫画という印象が強かったリアルだが8巻ではコミカルな絵柄もたくさんあったし。20ページの「死ぬ…お寺?」とか138ページの「アンジーなんか割と好きだね」「…!!」とか175ページの「手ブラじゃなんだから」とか。リアルらしからぬコミカルなシーンが多かったような気がするな。

あと気になったのが作中に出てきたポルト。病院の食堂で高橋とオタク系の男が話をしている時、テレビ放送されていた陸上中継でポルが走っていたのだ。「ポルト出た。速い。ポルトが一着。9秒69.もはや人間じゃない」と解説者。もちろんポルトとは北京オリンピックの100メートルで金メダルを獲得したウサイン・ボルトのことだ。注目すべきは、このテレビの模様を見て食堂に居た人が発した「陸上か。この人、スゴかったなオリンピックでも」という言葉。「スゴかったなオリンピックでも」ということは2008年8月以降の話ということだ。連載ペースが遅いことから時代背景があやふやだった「リアル」だが、「(ポルトは)スゴかったなオリンピックでも」という食堂での発言から2008年8月より先の話であることが判明(?)。ポルトが「オリンピックでもスゴかったな」と語られると言うことは2012年のロンドンオリンピック以前だと思われる。つまり「リアル」の世界は2008年8月から2012年以内の時代ということになる(??)。ということは単行本9巻から12巻の間にリアルは終わるのかなぁ。

追記
「『リアル』と『コブクロ』は、ジャンルは違うとはいえ、考え方、台詞、歌詞、方向性、そして何よりもファンへの愛情など驚くほどの共通点がある」
……驚くほどの共通点があるのなら一つくらい具体例を挙げてくれ。

追記2
ボとポ。文字が潰れて読みにくいね。リアルの作中に出てきたのは「ホ」が半濁点(まる)のポルト。本物は「ホ」が濁点(てんてん)のボルト。

■関連記事
リアル(7巻)
リアル(6巻)

「ポニョ」 密着300日

昨日の夜10時からNHKで放送された「プロフェッショナル・仕事の流儀」は夏休みスペシャルで宮崎駿特集だった。題して「宮崎駿のすべて ~「ポニョ」 密着300日~」。普段は、火曜日の10時からは、TBSのバラエティ番組「リンカーン」を見ているのだけど、今週はさすがに、リンカーンはやめてNHKを見た。

僕は別にジブリファンではないけど、やっぱり興味はある。映画館に行ってジブリ作品を見た経験はないが、金曜ロードショーでジブリ作品が放送される度に時間があれば必ず見ている。あ~そういえば、今思い出したが、12~3年前に公開された「耳をすませば」は映画館までわざわざ行って見たな(何でわざわざ見に行ったのだろう?思い出せない)。でも「耳をすませば」は制作はジブリだけど監督は宮崎駿じゃないんだよな。宮崎駿監督の正当なジブリ作品はやはり一度も映画館で見たことがないな。

この番組を見て思ったことは―――すっごい当たり前のことだが――― 一生懸命苦労して努力して身を削りながら映画を制作しているんだなぁーってこと。ホント当たり前のことだけど。宮崎駿みたいな大巨匠でも絵コンテを描くのに悩み、怒り、時には涙しながら仕事をしている様を見ていると、なんだか素直に「スゲーな」と思ってしまう。そういえば、「崖の上のポニョ」の公開日に映画の評判が知りたくて、ブログ検索し、公開日にポニョを見てきた人の感想が書かれたブログ記事を20程まとめて読んだのだけど結構酷評している人が多かった。もちろん「面白かった」とか「感動した」とか「普通にいい話でした」みたいな感想もそこそこあったが、「結局宮崎駿はさー、昔の頃の作品を超えられないワケよ。相変らず劣化したままだね」みたいな酷評の方が多かった。

昨日のNHKの特集を見た後だと、これほどまでに苦労して作った映画を、こきおろすのはどーなんだろう?と思ってしまう。批判も大事だけど、必要以上に酷評するのはイケナイコトかもしれないな。でも、その一方、制作段階での苦労とかは正直関係ないよな、とも思う。受け手には表側しか判断材料がないわけだし。なにより見る側はお金を払って見ているわけだから、酷評する権利はあるのかな(な~んかラルクの「bravery」の歌詞みたい)。

何気に印象的だったシーンは、宮崎駿がジブリ所属と思しき男性アニメーターの絵に対して、徹底的に批判し説教しているところ。どうやら、そのアニメーターの描いた絵が宮崎駿の癇に障ったらしく、ダメ出ししまくっているのだ。宮崎駿はそのアニメーターの絵を見て、まるで自分の映画が冒涜されているかのように感じたようで「ケンカを売られている気がする」とまで言い放っている。宮崎駿に怒られている最中のアニメーターの顔はもう絶望の縁に立っているかのような悲痛な面持ち。あれ、かわいそうだったな。説教されている所を撮影するカメラマンもどうなんだろう。しかもオンエアで使っちゃってるし。あのアニメーターは不憫だったな。

そのアニメーターの描いた絵は実際テレビに何回か映っていたが、素人目で見る限り上手かった。確かに背景の鳥は手抜きだったかもしれないが、遠くの空を飛ぶ背景の鳥なんて手抜きになるよね。もし、宮崎駿がテレビ東京なんかでやっているアニメを見たらどんな感想を抱くのだろうか。明らかにそれまでとはキャラクターの顔が違う作画崩壊のアニメとか結構あるからね(グレンラガンの4話とか)。それに比べたら全然マシだと思うが。

この特集を見てはじめて知ったのだが、「崖の上のポニョ」は宮崎駿の最後の長編アニメらしい。最後というのは、自分の意思とは関係なく、年齢的(67歳だそうだ)にもう無理なのだそうだ。NHK側も「宮崎駿の最後のアニメ」という点に重きを置いていたようだ。あまりにも重きを置き過ぎて、なんだかもう宮崎駿が既に故人のような扱いにも少々感じたが、結構泣ける作りになっていた。

もう先が短いと弱音を吐いたり、若くして亡くなった母を近くに感じたりしながら宮崎駿は全身全霊をかけポニョを描いている。そんな中、久石譲から送られてきたデモテープを聴き、その歌の歌詞「おむかえはまだ来ないから~もうすこし歩かせて」(というような歌詞だったと思う、正確ではないです)が画面下にテロップで表示される。様々な想いが交錯し涙する宮崎駿というシーンにはさすがに鉄の心を持つ僕も感動してしまった。改めて思ったがNHKのドキュメンタリーって民放とはちょっと格が違うな。集積されたノウハウがハンパない。宮崎駿だってNHKの番組だから長期にわたる密着取材を許可した部分もあるだろうし。なんだかんだでNHKは重要かも。
このドキュメンタリーを見てポニョ見に行く人も多いだろうな。僕はたぶん行かないと思うけど。

付記
「みやざきはやお」で変換すると一発で「宮崎駿」になるが、「はやお」で変換すると「速雄」になる。

Go To DMC

そーとー前から読もう読もうと思っていた人気ギャグ漫画「デトロイト・メタル・シティ(略:DMC)」の1巻を先日読んだ。この漫画は2005年からはじまった比較的新しい漫画で、しかも現在人気急上昇中の漫画だからブックオフなどの中古本屋には、今のところ殆ど出回っていないようだ。故に読むなら買うしかない、という状況みたい。DMCは来月8月23日に映画公開される。主人公である根岸崇一役は演じるのは「デスノート」でL役を演じた松山ケンイチ。〝L役を演じた~〟なんて冠がなくても分かるのだろうか? 僕には松山ケンイチの世間的な知名度がいまいち把握できていないのだが、少なくともLを演じた人がやるような役ではない、ってことは分かる。もうちょっと仕事を選んだ方がいいのでは?と思う。

DMCはどのような漫画かというと、―――主人公の根岸くんはカヒミ・カリィのようなオシャレでポップな音楽を愛するひ弱な青年。カヒミ・カリィが好き、というのは根岸くんの人柄を象徴するひとつの記号のようなもので、他にもフリッパーズギターやらアメリ(フランス映画)やら代官山やらミルクティーやらスウェディッシュやらスイーツやらオープンカフェやら…を愛好している。上記に挙げたワードからプンプン匂ってくる生温か~い感じがお分かり頂けるだろうか。DMCを未読の人ならば普通に良い趣味だと思われるかもしれないが…。根岸君はキモいのだ。ナヨナヨしていて気弱でオカマみたいな奴が「スウェディッシュポップはいいよね~」とか言っている様子が非常にムカツク、というかダサダサに見えるような描き方がされている。
そんな根岸君がひょんな経緯から、自分のやりたい音楽とは正反対の悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のボーカル・ヨハネ・クラウザーII世として活動することになる。ひ弱な根岸君だが、初期のXあるいは聖飢魔Ⅱのようなド派手なメイクと衣装を纏うことで人格が変わり、ステージ上で過激にパフォーマンスする。「ボクがやりたいのはこんなんじゃないのにっ」と思いつつも、周りの怖い人たち(女社長)に責め立てられ、ひ弱な根岸君は半ば強制的にステージ上に立たされる。根岸君はヤケクソあるいは自暴自棄気味にパフォーマンスする。その度にオーディエンスは熱狂。よりカリスマになっていく。その様をギャグ満載で描いている。

Lと根岸君では何もかもが180度ちがう。というか次元が違う。松山ケンイチのイメージが壊れる様な気がしないでもない。それに、根岸君(クラウザーさん)のステージ上のパフォーマンスは非常に過激だ。倫理的にアウトな言葉がたくさんある。それ以前にこの漫画自体がかなり下品だ。松山ケンイチのファン(若い女性が多いだろう)が映画公開前に予習しておこうと思い、この漫画を読んだらきっとドン引きしてしまうのではないか。…まあそれはそれで面白いけど(いや、面白くないか)。

DMCを読んで思ったのだが、根岸君のモチーフってXのTOSHIなのかな?TOSHIも普段はロックを聴かず、癒し系のヒーリングミュージックやフォークソングを愛好している。YOSHIKI曰く「Xのメンバーでもっとも普通な人」であったTOSHI。しかしステージ上では髪を逆立て化粧をし体育会系の不良のような煽りをガンガンやっていた。まさに根岸とクラウザーさんの関係は出山とTOSHIなのではないか。

と、まあ、いろいろ書いたが「デトロイト・メタル・シティ」の映画公開日は8月23日。YOUTUBEの予告映像でクラウザーさんの格好をしてシャウトする松山ケンイチの姿が不覚にもカッコイイと思ってしまった。公開されたら見に行こう。Go To DMC。


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サブカルの戯言
第332回:10月12日
ツイッターを先取りした「サブカルの戯言」も本日にて終了。332回の戯言のご愛読ありがとうございました!!
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