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シャ乱Q→尾崎豊→岡村靖幸

初めて買ったCDはとんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」だった。1992年にリリースされたこの曲は子供を中心に大ヒットしミリオンセールスを記録した。僕らの世代(1980年代前半生まれ)が4~5人集まり「初めて買ったCDは?」的な話題になると大抵その中のひとりは「ガラガラヘビがやってくる」を挙げ「あったねぇ!わかる!わかる!」となる。いわゆる“あるあるネタ”の一つとなっている。

「ガラガラヘビがやってくる」という曲は僕にとって、とても懐かしくノスタルジックな気持ちにさせてくれる大切な曲なのだが、初めて買ったCDが「ガラガラヘビがやってくる」という事実は…なんか嫌なのだ。

日本の音楽シーンにおいて「ガラガラヘビがやってくる」をカテゴライズするならば「およげたいやきくん」「だんご三兄弟」「おしりかじりむし」と同じ棚に収納されている曲だ。悪い大人たちが夜な夜な会議で悪知恵を捻り子供をターゲットにして作った商業ソングだ。しかも「ガラガラヘビ」の作詞は秋元康。いくら流行っていたとはいえ、記念すべき初CDが秋元作品なのは嫌なのだ。当時小学3年生だった僕のお小遣いが印税という形で秋元康の通帳に振り込まれていただなんて…。別に秋元康が嫌いなわけではないけどどうも釈然としないというか、辟易してしまう自分がいる。

小学三年生の頃初めて買ったCDが「ガラガラヘビ」。そして時は流れ、それから4年後。中学一年生の頃に買った2枚目のCDはシャ乱Qの「ズルい女」だった。それ以降、僕の買ったCDの2枚目から15枚目くらいまではずっとシャ乱Qで埋め尽くされることになった。そう、僕は中学生時代、シャ乱Qの熱狂的なファンだったのだ。

ド派手な衣装に、細い眉毛。ねちっこい歌い方。耳に残る歌謡曲チックなメロディ。テレビ番組で見せる大阪の兄ちゃん的な軽快なトーク。全てが強烈だった。本当にどっぷりとハマった。CDはもちろんすべて買い、シャ乱Qが出演する番組は全てビデオに録画した。当時シャ乱Qは毎日のようにテレビ番組に出ていたので録画するのは大変だった。

僕の中のシャ乱Q熱は3年ほど続いた。1998年辺り(シングルで言えば「ためいき」がリリースされた辺り)でシャ乱Qの人気は徐々に下火になりはじめ、当時中学3年生だった僕は神経質で気難しい性格になりはじめた。シャ乱Qを聴くような精神状況ではなくなっていた。

シャ乱Qを卒業した後、僕が次に深くハマったのは尾崎豊である。それはそれは熱狂的な尾崎豊ファンになった。尾崎豊を聴けば聴くほどシャ乱Qが好きだった自分がなんだか恥ずかしくなった。愛やら自由やらを命を削りながら真摯に表現している尾崎豊。一方、シャ乱Qは「ラーメンだいすき小池さん」だもの。まぁ、シャ乱Qの次に尾崎豊にハマる僕が悪いのだけど。

中学3年から高校時代はずっと尾崎豊を聴き続け、大学時代に岡村靖幸の熱狂的なファンになり、今に至る。他にも井上陽水やXJAPANやhideやたまやdoorsやももいろクローバーZ等々様々なミュージシャンのファンになったけど僕の音楽遍歴を振り返った時「シャ乱Q→尾崎豊→岡村靖幸」という流れは確固たるものとして揺るぎなく存在しているのであった。

☆★☆★☆★☆★

・・・えーと、なんでこんな文章を書きはじめたのか自分でも忘れかけてしまったが、そう、今日ニュースで知った方も多いと思うがつんくが喉頭がんと診断されたそうだ。現在治療中とのこと。近年のつんくは確かに声が全然出ていなかった。全盛期の頃のつんくは声量があって安定した歌唱力を誇っていた(元シャ乱Qオタクの僕が言うのだから間違いない)。故になぜ近年のつんくはこんなに声が出ていないのか不思議でたまらなかった。

シャ乱Qのリーダーであるはたけはつんくの病状の報告を受け「あのつんくの声が戻ってくるのを信じています」とエールを送ったそうだ。僕は「あのつんくの声」という表現に思わずグッと来た。シャ乱Qのことを詳しく知らない人には伝わりにくいだろうが、シャ乱Qファンであれば「あのつんくの声」が「どのつんくの声」なのか、一瞬でわかるだろう。もし、あのつんくの声が本当に戻ってきたらこれほど素晴らしいことはない。喉頭がんであることはショックだが、早期発見とのことなので絶対に完治させて、さらには“あのつんくの声”も取り戻して、パワーアップした無敵なつんくになって復帰することを心から願っています。ファイト。


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尾崎豊で「LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12」

2013年3月20日に発売された尾崎豊の東京ドームでのライブ映像、その名も「LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12」。注目すべきはタイトルに“完全版”というワードが入っている点だ。尾崎豊のライブ映像作品はとにかくカット、ぶつ切りの嵐なのだ。過去には「約束の日 LAST APPEARANCE 完全版」という映像作品があるのだがこの作品は“完全版”と銘打っているにも関わらずカットしまくりという詐欺を平然とやらかしているのだ。なので東京ドームの完全版がリリースされるというニュースを知った時も僕は疑念を拭えなかった。

しかし、AMAZONのレビューを読んでみると(AMAZONのレビューが一番信頼できるわぁ)どうやら本当に完全版らしい。しかもチカチカ編集がないらしい。チカチカ編集とは、1秒間の間に何度もスイッチングし不具合としか思えないような乱れた映像のことである。視聴者に多大なストレスを与えてやろうという悪意でもって制作されたとしか考えられないような編集方法のことで尾崎ファンの間では“チカチカ編集”と称されている。

ライブの始まりから終わりまでをノーカットのフルバージョンで、しかも普通のカット構成で制作されたというのだ。尾崎豊作品では初めての出来事である。これは素直にうれしい。他のミュージシャンであれば割と普通のことであると思うのだが岡村靖幸と尾崎豊に関しては違う。

フルバージョンの良いところはやはり、まるで自分がライブに参加しているかのような気分になれるところだ。ライブ前のざわついた会場の様子。そして、客電が落ち、歓声が沸く様子。尾崎豊がステージに姿を現した瞬間の歓声とどよめき。曲と曲の間の何気ない尾崎豊の仕草や表情。今となっては実現不可能な尾崎豊のライブのリアルな空気感がヒシヒシと伝わってくる。最高!

東京ドームでのライブは時期的に4枚目のアルバム「街路樹」のリリースが近かったこともあり、「街路樹」からの曲が多い。「街路樹」に収録されている曲はどれも地味で暗い。世間的には全く知名度の皆無な曲が多いし、尾崎豊ファンの間ですら忘れさられているのではないかというくらいのマイナーな曲ばかりだ。さらに肝心の尾崎豊自身も本調子ではない。喉の調子が悪いのか声が枯れている。尾崎の最大の魅力である透き通った声は残念ながら聴くことができない。体の調子も時期的に悪かったためステージ上で汗まみれになりながら苦しそうにずっと寝転がっている。有明コロシアムでの尾崎もそうだったがこの時期の尾崎は立って歌うことすら非常に困難だったようだ。

セットリストと尾崎のコンディションの悪さから尾崎豊をあまり知らない人には積極的にはお勧めできない内容だが、僕はこのライブ、相当お気に入りだ。割と最近になってから「街路樹」の良さがわかってきたというか妙に惹かれる部分がある。意外と良曲が多い。それに僕はコンディションの悪い尾崎が好きなのだ。尾崎豊の寝転ろがりながら歌う姿は個人的に大好物である。だって、寝ながら歌うんだよ!そんなミュージシャンいないでしょ。パフォーマンスとしてわざと寝ながら歌う人ならいるかもしれないが、尾崎の場合は汗まみれで死にそうな顔をしながら結構な長い時間寝ながら歌ってる。しかも東京ドームで、だ。5万6千人の前で寝ながら、しかも客に尻を向けて、まるで羊水の中に居る赤ん坊のように体を包ませて…。

前衛的あるいはアングラ的なパフォーマンスとしての“寝ながら歌う”ではなく、本気で体が苦しいから寝て歌うという尾崎豊に凄みを感じる。意識的に奇抜なことをやってやろうというのではなく、素であるが故の凄みがステージ上の尾崎にはある。昔の岡村靖幸で例えるなら本人はクールにキメキメでダンスしているのに周りからキモがられているのと似ている(最近の岡村ちゃんは純粋にカッコいいですけども)。


久しぶりに尾崎豊のライブ映像をYOUTUBE以外でじっくりと視聴したわけだがやっぱり良い。僕が尾崎豊を聴きはじめたのは確か中学2年生ごろだった。十代の多感な時期はそれはそれはもう尾崎漬けの日々だった。十代のころに尾崎豊に出会えたことで本当に救われた。20代になってからは尾崎に対する熱は平熱になったが(尾崎豊の友達Oさんの影響により)それでも時々映像を見てはやはり自分にとって尾崎は大切な存在であった。

そして、今年30代に突入し中年となってしまった自分だが相も変わらず尾崎を聴いている。尾崎の歌を聴けば十代の頃の繊細に病んでいた自分がリアルに想起される。そんな記憶はいらないと思っていたが三十路になりおっさん化した自分にとっては抱きしめたいほどに大切な記憶だ。きっと40になっても60になっても80になっても、僕は尾崎豊を聴くのだろう。そして、十代の記憶をリアルに思い起こすのだろう。懐かしい痛みと共に。



付記
定期的に記事を更新すること。今の唯一の目標。

2010年に聴いた音楽ベスト20(iTunes 調べ)

iTunesのプレイリストにある「トップ25」を何気なくクリックしたら、今までの再生回数のランキングが表示された。iTunesをダウンロードしたのは今からちょうど1年くらい前なので、iTunesの再生回数はそのまま2010年に僕がiTunesで聴いた曲のランキングになる。というわけで、今日の記事では再生回数ランキングを公開して、それについての感想をグダグダ書こうと思う。

1位 Dance, Dance, Dance/The Beach Boys 35回
2位 Don't Stop Me Now/Queen 23回
3位 Say Anything/X 17回
4位 DONUT SONG/山下達郎 16回
5位 キラーチューン/東京事変 15回
6位 Do It Again/The Beach Boys 15回
7位 マシュマロハネムーン~セックス/岡村靖幸 14回
8位 OSCA/東京事変 14回
9位 Fun, Fun, Fun/The Beach Boys 14回
10位 Lies and Truth/L'Arc~en~Ciel 14回
11位 禁猟区/尾崎豊 13回
12位 モン-シロ/岡村靖幸 13回
13位 渚のシンドバッド/ピンクレディ 13回
14位 Rock And Roll Music/The Beach Boys 13回
15位 空色デイズ/中川翔子 12回
16位 Sad Song/Oasis 12回
17位 Scrap Alley /尾崎豊 11回
18位 バラが好き/Marchosias Vamp 11回
19位 Come Go With Me/The Beach Boys 11回
20位The LOVE LOVE SHOW/Yellow Monkey 10回


えー…こんな結果になっております。まず栄光の1位はビーチボーイズの「Dance, Dance, Dance」。再生回数が35回。これは確かに聴いたな。僕の感覚としては80回くらいは聴いているような気がするのだけど意外と少なく35回か。iTunesの再生回数は、最後の最後まで曲を聴いてからカウントされる。曲が終わる前に違う曲をクリックする場合が多々あるから正確なカウントではないんだよな。ビーチボーイズは他にも6位に「Do It Again」9位「Fun, Fun, Fun」14位「Rock And Roll Music」19位「Come Go With Me」と多数ランクインしている。これはiTunesを開いたとき一番最初に表示されるのがビーチボーイズの「Sounds Of Summer」というベストアルバムなため、思わずクリックしてしまい、故にランクインが多くなっている。でも、それを差し引いてもビーチボーイズはかなり聴いてるな。頭を空っぽにして聴ける陽気な曲が多くて、とりあえずiTunesを開いたらビーチボーイズを、というのが習慣になっている。


第2位はクイーンの「Don't Stop Me Now」。この曲は今は全く聴いてないけど今年の5月ごろに妙にハマってしまい、超ヘビーローテーションで聴きまくっていた。フレディの神がかった声量と疾走感あふれるロック。たまらない。

3位はXの「Say Anything」(笑)。なぜだ?そんなに聴いた覚えないけどな。17回も聴いているのか。Xのバラードのなかでは今ひとつ知名度の低い曲だが、「ENDLESS RAIN」「Tears」と並ぶ名バラード!


4位は山下達郎「DONUT SONG」。ミスドのCMのために作られた曲。この曲もビーチボーイズのように頭を空っぽにして聴くと気持ちよくなれるさわやかで陽気な1曲。

5位は東京事変の「キラーチューン」。8位には「OSCA」もランクインしている。この2曲は「娯楽」に収録されている。どちらもシングルでリリースされてたっけ?やっぱり聴き覚えのある曲を積極的に聴く傾向があるようだ。

7位にしてようやく出ました、岡村靖幸。なんと「マシュマロハネムーン~セックス」。ミイミの最後に収録されている例のやつです。これは9月から10月ごろだろうか。ミイミのアレンジのギッシリ詰め込まれた感のあるサウンドに虜になってしまった時期があってよく聴いてたな。12位にはこれまた意外にも「モンシロ」が!!これもミイミからですね。改めて聴くと「ミイミ」は意外と良盤。

10位はラルクの「Lies and Truth」。この曲は今年に限らずここ3~4年の間コンスタントに聴き続けている曲。サビのあのメロディでたまらなく噴出するカタルシス…。なんど聴いても飽きない。この先もずっと聴き続けていくであろう1曲。


11位は我らが尾崎豊。しかも「禁猟区」。自らの覚せい剤体験を語った生々しい歌詞とは裏腹に曲はノリノリのロックンロールっていうなかなか凄まじい曲である。他にも17位には「Scrap Alley」がランクイン。「Scrap Alley」は初期の隠れた名曲。尾崎にしては珍しく明るい歌。晩年の尾崎にこの歌を歌って欲しかったなぁ。


13位はピンクレディの「渚のシンドバッド」。ブログにも書いたような気がするけどYOUTUBEでピンクレディにハマっていた時期が合って、その勢いでベスト買って、一時期ヘビロテだったな。

15位は中川翔子の「空色デイズ」。中川翔子といえば「空色デイズ」でしょ。しょこたんのアルバムはすべてiTunesに落としているのだが、積極的に聞きたいという衝動にかられる曲は少なく「空色デイズ」「綺麗アラモード」。あと、アニソンのカバーアルバムに収録されている「青春」の3曲くらいだな。

16位はオアシスの「Sad Song」。これはアコギの練習曲として何度もリピートしていた時期があったためランクイン。オアシスはアコギ向きの曲が案外多い。


18位はマルコシアスバンプの「バラが好き」。「いか天」出身のバンド。同じく、いか天出身のバンドである「たま」にハマっていた時期にマルコシアスを知ったんだっけ。マイナーなバンドのためブックオフにもなかなか置いてないけど、こんなにカッコイイ音を出しているバンドは貴重。


ラスト20位はイエモンの「LOVE LOVE SHOW」。イエモンで好きな曲はダントツで「楽園」のはずなのだけどなぜか「LOVE LOVE SHOW」のほうが聴いているみたい。やっぱ何も考えないでも聴けるさらっとした曲のほうが再生回数が多くなる傾向にあるのかもしれないな。


井上陽水/「魔力」

maryoku11月17日にリリースされた井上陽水の4年ぶりのニューアルバム「魔力」を買った。別に少し待ってレンタルで済ましても全然よかったのだけど、井上陽水は僕の好きなミュージシャンのベスト3(尾崎豊・岡村靖幸・井上陽水)にランクインしているし、そういや、今年に入ってから定価でアルバムを一枚も買ってないし(中古CDは山ほど買っているのだけど)、今年もそろそろ終わるし…というわけで購入した。
でも、あれだね、新譜をせっかく3000円出して買ってもiTunesに入れたら、その瞬間に実質的に用済みになっちゃうよね。このデジタル時代…そりゃCD売れないわなぁ。以下、「魔力」に収録されている曲の簡単な全曲感想を。

1. 覚めない夢 ★★★★★
ピアノの流麗な旋律からはじまるバラード。1曲目から目頭が熱くなってしまうようほどの感動的な曲。個人的には「トイレの神様」より泣ける!この曲の歌詞を読んですぐに思い浮かんだのは忌野清志郎。陽水と清志郎はお互い売れていない頃からの友達。そんな清志郎の死が関係しているように思えてなんだかせつない気持ちになる。「あなたとお別れして 幸せになれるかしら おそらくなれない 私はもういろんな夢を あなたと共に見たから」って歌詞がグッとくる。

2. BLACK SISTER ★★
良くも悪くも陽水らしい曲。こういう妖しい雰囲気のジャジーな曲はもはや陽水の真骨頂だな。エミリーってなんだろう?

3. 69(SIXTY NINE) ★★
ゴージャスでギラギラしたロックサウンド、歌詞は訳のわからない横文字が飛び交っていて、これも90年代以降の陽水の真骨頂。

4. 世界はミステリー ★★★
イントロがちょっとミスチルっぽい。メロディーが綺麗で爽やか。そしてキャッチー。

5. 赤い目のクラウン ★★★★
「カナリヤ」「とまどうペリカン」路線の物悲しいバラード。やっぱり、こういう悲しげな歌と陽水の声は合うなぁ。

6. TWIN SHADOW ★★★★★
またまた80年代チックな陽水ワールドが広がっている。これはもはや歌謡曲だな。いいね!!2010年にこういう80年代チックなムード歌謡はある意味新鮮。なんか落ち着くわぁ。

7. G-ROCK ★★
トム・ジョーンズの曲を髣髴とさせるソウルフルな前奏が印象的。ギラギラしていて油ギッシュにテカった陽水流ロック。

8. MAP ★★★★
タモリのために陽水が作ったこの曲はNHK「ブラタモリ」のエンディングテーマ。1日の終わりにこの曲を聞いてから眠るとぐっすり眠れそう。

9. Love Rainbow ★★★
CMで御馴染みの曲ですね。駆け出したくなるようなドラミングとザクザクと刻まれるギターがとても小気味よく交じり合っていて疾走感が心地よい。ここまでずっと陽水のダンディすぎる美声を聴いてきた為か、サビの若い女性たちの声が清涼感に満ちていて良い。

10. LOVE LILA★★★
ラストはやはりバラード。ロマンチックなんだけど、どこか寂しげで消え入ってしまいそうな歌詞と儚いメロディ。そして収束がつかず今にも散らばってしまいそうな前衛的気味なサウンドは、まるで「ヘッド博士の世界塔」のよう。余韻を残しまくりながら「魔力」は途切れる…。

問題意識を持っている世代

尾崎豊の息子である尾崎裕哉が、FMラジオ「CONCERNED GENERATION」のパーソナリティとしてデビューした。「正しさとは何か?」「人を愛することにどんな意味があるのか?」「働くとは何か?」などがテーマの番組。YOUTUBEにこのラジオの音源がアップされていたので一応はっておく。すぐに削除されると思うけど…。


冒頭でいきなり「俺の父は尾崎豊で~」と話し出した割には殆ど尾崎豊について語っていないことにがっかり。悲しいかな父との思い出は記憶にないだろうから仕方ないか。一番驚いたのは喋り口調がめちゃくちゃ尾崎豊に似ているということ。もうね、そっくり。尾崎豊の普段のリラックスしているときの喋り方と全く同じだ。声のトーンから細かいニュアンスまで全く同じである。「尾崎豊の普段の喋り口調」と言っても殆どの人はピンと来ないだろうけど、僕くらいのハードコア・尾崎豊ファンからしてみると、尾崎豊と裕哉くんの喋り口調があまりにも同じで驚愕してしまう。

尾崎豊の普段の喋りがたくさん見られる動画をYOUTUBEで探したので、一応はっておこう。



この動画を見れば、尾崎親子の喋り口調の劇似ぶりがお分り頂けると思う。ってか何気なく上の動画を紹介したけどこれ凄くレアな動画だな。こんなに長時間尾崎の舞台裏の映像が見られるなんて貴重だ。20歳直前の屈託の無い笑顔を浮かべるイケメン青年・尾崎…。この動画を見ると正直裕哉くんがかすんでしまうなぁ。

裕哉君はCMにも出演する。某カードのCMで、裕哉くんが亡き父親への想いを語る感動的な内容に仕上がっているとか。しかも、CMソングは裕哉くんが尾崎豊の「I LOVE YOU」をカバーしたもので、声がとても似ているとのこと。まあ喋り口調があんだけ似ているのだからそりゃ歌声も似ているだろうねぇ。このCMでは「見ていてください。お父さん。」という台詞があるようで、もちろんお父さんとは尾崎豊である…。

あの…皆さんご存知のように僕は尾崎豊ファンである。うすうす感づかれておられる方もいるかもしれないが、実は、岡村靖幸よりも尾崎豊の方が好きである。であるから、尾崎豊の息子がFMラジオのパーソナリティをやったりCMに出演したり「I LOVE YOU」をカバーしたりすれば、そりゃまあ興味はある。でも、今回の裕哉くんの一連の活動を知っても、僕は案外無感動だった。やっぱり、僕は尾崎豊が好きなのであって裕哉君に対しては別に興味は無いのだな。むしろ、息子といえどもことあるたびに「尾崎豊」を引き合いに出して活動するならば、“嫌悪”の感情を抱く可能性もこの先、必ずしも否定はできない…かもしれない(煮え切らない言い回し)。

ちょっと、ひどい言い方になるかもしれないけど、僕としては裕哉君は尾崎豊の血を引いたものとしてどこかの空の下で生きてさえいればそれだけで十分なのだ。尾崎豊の生きた証として、裕哉君がいる。そして裕哉君もやがて結婚して、子供が生まれ尾崎豊の遺伝子が後世に受け継がれていく、それだけで、十分オーケーなんだよなぁ。だから、「人を愛することにどんな意味があるのか?」なんていういかにも尾崎豊なテーマを掲げ、わざわざ芸能界に来なくてもいいのではないだろうか。、本当に自分の好きなことをすればいいと思う。


付記
前回の記事のタイトルは「若かりし頃(あるいは覚醒前)の岡村靖幸の動画の感想」でした。昨日、このタイトルを何気なく見ていて「はっ!!!」と気づいたのだけど、タイトルの“あるいは覚醒前”ってのは覚醒剤に手を出す前っていう意味ではないです。単純に「覚醒する前」という意味です。別に「「若かりし頃(まだ未完成)」でも「「若かりし頃(黎明期)」でも良かったんです。Wコロンのねづっちみたいに謎かけしたわけではありません。
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サブカルの戯言
第332回:10月12日
ツイッターを先取りした「サブカルの戯言」も本日にて終了。332回の戯言のご愛読ありがとうございました!!
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