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Alfa Inn

岡村靖幸 TOUR'07 「告白」。先週の横浜BLITZでの2デイズに行った方の、ライブレポを読んだ。「凄く良かった」っていう人が大半だけど中には「う~ん…普通かな」って人も少なからず居たみたいだ。ただ、後者の主だった原因は、一日目の横浜BLITZの開演時間が大幅に遅れたことだったり、前の方で沸き起こる中高年のモッシュに辟易した人だったり、と岡村靖幸のパフォーマンスとは違う所で苛々した人が多いみたいだ。故に、岡村靖幸のステージ上でのパフォーマンスはなかなかのものだったに違いない。実際に、横浜BLITZで歌われた「DATE~祈りの季節のメドレー」の音源を聴いたが(本当はイケナイコトだけど…)、かっこいいよ、靖幸。DATEは、イントロでの語りを省略せずバッチリ変態っぽく語ってるし、原曲に割りと忠実なアレンジもイイ。なんといっても、DATEの次にメドレーで「祈りの季節」を歌う流れが堪らない。僕が一番好きな「ライブ家庭教師91」を彷彿とさせる流れだ。あの伝説の「子供産めー!!」も16年ぶりに叫んでいた。最高じゃないか。自分も行きたかったな、つくづく。セットリストは、

1部
どぉなっちゃってんだよ
Alfa Inn
ターザンボーイ
カルアミルク
Co'mon
いじわる
モン-シロ
DATE
祈りの季節
マシュマロハネムーン~セックス

2部
ピアノ弾き語り
友人のふり
LION HEART
アチチチ~聖書
PUNCH↑
ステップUP↑

3部
adventure
だいすき
あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう

だそうだ。「はっきりもっと勇敢になって」をなぜ歌わなかったのだろうか。ちなみに、2曲目の「Alfa Inn」はあまり見馴れないタイトルだ。これは石野卓球と共作の「THE ALBUM」に収録されている曲とのこと。こんなマイナーな曲を2曲目にもってくるとは!全体的には2003年以降の再復活の時とほぼ同じ内容だ。今回は岡村靖幸が音楽活動をする上で必要な周りの環境が整って初めてのツアーだからしょうがない。まずは新しいニューアルバムのリリースだ。で、札幌、福岡も含めたツアーに期待したい。
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途中で読むのをやめてしまった本の感想

小説の感想を書く場合、前提としてその本を読了していることが求められる。当然だ。読んでいない本の感想なんてどう足掻いても書けるはずが無いのだから。これは、本に限らず、アルバムでも映画でもテレビ番組でも、何か感想を書くならば、一通り見るなり聴くなりしてから、というのが一般的であり筋だ。

ただ、アルバムは大抵収録時間が1時間未満だ。映画は2時間程度、テレビ番組は30分~2時間程度と割と短い。しかも、音楽や映像作品は、再生ボタンを押せば後は勝手に流れる。ソファーで横になりながら、お菓子を食べながら、とくつろぎながら鑑賞ができる。受動的で楽だ。
それに対して、小説はひどく能動的だ。黒目を幾度と無く上下上下させながら、視力を着実に消耗しながら読まなければならない。それなりのコンディションを保っていないと内容が頭に入ってこなかったりもする。また時間もかかる。

人それぞれ読む速さは違う。また、作家の文章(文体)によっても読む速さは違う。例えば、赤川次郎の文章は漫画と同じくらいの速さで読めるが、大江健三郎の文章は難解だから時間がかかる。一概には言えないけど、おおよそ、300ページある小説を読了するのに要する時間は4時間弱。1000ページ程度の長い長編小説なら10時間以上はかかるだろう。

小説とはこれほどの膨大な時間と労力を費やすものだ。換言すれば、それだけの膨大な時間と労力を費やすだけの価値が(自分にとって)無ければならない。つまり「あれ、つまんねーぞ」と思う小説は早めに見切りをつけて読むのをやめるべきだ。

「途中でやめるのは気持ち悪いから面白くなくても最後まで読む」という考え方の人もたくさんいる。その気持ちはわかる。途中まで読んで投げ出すということは実質読んでいないも同然だし。実際に序盤はつまらないけど中盤からグングン盛り上がっていく小説もないわけではない。でも、そんなの滅多に無い。中盤から面白くなる小説は序盤の文章の感じで大体わかる。

途中で読むのを挫折した本でも、最低1時間は我慢して読む場合が多い。挫折した本は今年だけでも10冊以上はある。つまり、今年だけで10時間以上もの時をある意味無駄にしているのだ。この「10時間以上もの時」を無意味にしないために(本来は邪道であるが)今日の記事では、途中で読むのをやめてしまった本の感想を書こうと思う。

瀬戸内寂聴「女人源氏物語」
「源氏物語でも読んでみるか、有名だし」くらいの軽い気持ちで読み始めた瀬戸内寂聴の「女人源氏物語」。これは、光源氏の女君たちの視点から書いたものだ。だからこれ単体では当然意味がわからない。『源氏物語』の原文の現代語訳を読んでからじゃないと意味不明だと思う。いきなり、桐壺更衣の光源氏に対する想い(しかも死に際)なんて読んでもね。70ページの空蝉の章で挫折した。

T・ハリス「羊たちの沈黙」
児玉清に感化されて読み始めた「羊たちの沈黙」。この小説は面白い。文章も翻訳ものにしては読みやすい。「羊たちの沈黙」は映画で見たことがある。ストーリーがある程度頭に入っていることもあり楽しんで読めるはずだったのだが…。この小説は中古で買った。かなり古びているのだ。所々に変な「しみ」があるし、ページをめくる度に仄かに匂いがする。別に臭い匂いではないのだけどテンションは下がりますよねぇ。小説自体は面白いのだけど思わぬ伏兵が潜んでいた。ということで、124ページで挫折。

ドストエフスキー「悪霊」
新訳の「カラマーゾフの兄弟」が40万部を突破。NHKで特集を組まれるほどのドストエフスキー。 僕はドストエフスキーが好きだ。「罪と罰」は今でも適当にページをめくったところから読み始めたりするし、「カラマーゾフの兄弟」の主要な登場人物、兄弟3人と父親と私生児の計5人の名前は寝起きでもそらんじる自信がある。
しかし、「悪霊」だけは読めない。何度も挑戦したが、いつも200ページ弱で挫折してしまう。挫折の理由は、ひとつ。「ストーリが把握できない」からだ。いくら読んでも、誰が主要な登場人物なのかがわからない。真剣に集中して読んでるのに、一体何を言っているのかさっぱりだ。
こないだ、悪霊を読了した人のブログを読んだ。「結局最後まで誰が主人公なのかわからなかった」と書いてあった。やっぱり最後まで読んでもわかんないのか。悪霊のアマゾンのカスタマーレビューすら意味がわからない。ドストエフスキーが好きだなんて言う資格は僕には無いようだ。

小松左京「日本沈没(上)」
日本沈没は1973年に刊行されバカ売れした小説だ。バカ売れする小説は往々にして読みやすいものだ。「セカチャー」が良い例だ。しかし「日本沈没」は専門用語がたくさん出てくる。具体的に写真や図を用いて説明する小難しい箇所が多々ある。あと、やたらと文中に棒の記号が使われていて読みづらい。面白い小説なんだろうけど、ちょっと自分には難しい。55ページの第1章・6で挫折した。

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

●2001年に幻冬舎から発売された「ビッグ・ファット~」。当時はマスコミに頻繁に取り上げられて話題になった本だ。この手のタイトルの本は非常にうさんくさい。参考書なんかでも、200ページも無いような薄い本なのに「これ一冊でまるわかり」とか「1日15分だけで合格」みたいな宣伝文句の本がある。うそつけ、と。「世界一簡単な英語の本」ってのも、日本人が英語を学ぶ本は、日本語圏(つまり日本)でしか出回らないのだから「世界一」っておかしいじゃん。日本一の方が適切なんじゃないの。…と、タイトルだけで敬遠してしまうのだが、なぜか家にこの本があったので読んでみた(家族の誰が買ったのだろうか)。

まず最初のページをめくると「今度こそ大丈夫」とだけ書かれた文字がドンと飛び込んでくる。まるで、カート・ヴォネガットの小説のようだ。第1章を要約すると、「英語は世界一簡単な言語であり、日本語の難解さは世界でも有数のものである」と「英語を学ぶには「読む」しかない」の二つだろうか。前者はやや精神論だけど、後者は現実的だ。とにかく英文を読んで読みまくって、自分の中に英語を吸収し続ければある日突然、霧が晴れたように英語がしゃべれるようになるらしい。そのためには英語の本を読む必要がある。外国人作家の小説(ハリーポッターとか)を原文のままペーパーバックなどで、ひたすら読めということだ。つまり「ビッグ・ファット~」は英語の本が読めるようになるための「コツ」をわかりやすく解説している本だ。この本だけでは英語は習得できない。この本を読んでから、副読本として英語の本を読めということだ。

上記の文章を読んで、「いやいや、英語の本なんて読めるわけないじゃん」と考える人は多いと思う。ただ、向山敦子の「英語を習得したいなら、とにかく英語の本を読みまくれ」という考え方は、かの村上春樹の英語習得法とほぼ同じだ。村上春樹は翻訳の仕事もたくさんしている。昔はプリンストン大学で客員教授をしていたこともあった。つまり英語ペラペラな人だ。
読者からの様々な質問に村上春樹が答える「そうだ、村上さんに聞いてみよう」という本のなかでこのような記述がある。高校時代に、春樹青年は神戸の古本屋で安いペーパーバックを漁り読んでいた。最初は英語だからよくわからなかったが、無類の小説好きだったため、なんとか気合で読めるようになったらしい。ちなみに英語の成績は特別良かったわけではないようだ。
村上春樹は、「そうだ、村上さんに聞いてみよう」シリーズの中で、外国の本を紹介するとき、「そんなに難しい英語ではないので、原文で読むことをおすすめします」というようなことをさらっと言う。原文なんて無理に決まってるだろと思ってたけど、案外読めるものなのかもしれない。

また、病的なほどの、小説大好き人間として有名な児玉清もそうだ。好きな外国作家の小説を翻訳されたものではなく、原文で読みたいという熱い想いから、英語で書かれた小説を読みはじめた児玉清。。最初は、意味の理解できない文章が多々あったが、それでも構わず読んでいる内にスラスラと読めるようになった、とエッセイに書いていた。

このように、最初はわからなくても、英語は読めば読むほどに理解できるようになる、というのはどうやら真実らしい。とりあえず、英語で書かれたブログをここから適当に選んで読んでみた。…一応10分ほど頑張ってみたのだが、全然わからないや。儚い夢だったな。

●22日にお台場で復活したXJAPAN。2ちゃんを見る限り壊滅的な出来事は起こらなかったようだ。よかった。YOSHIKIがTOSHIをふざけて屋上から落とそうとしたって書き込みには(ガセかもしれないけど)笑ったな。今日のめざましテレビでX特集があるみたいだから楽しみだ。

●デスノート並みに文字の多い漫画「HUNTER×HUNTER」だが今週号は少なかったなぁ、文字。最終回間際のスラムダンクみたいだった。

●レッドソックスがワールドシリーズ進出。実際、松坂よりも岡島のほうが10倍活躍していると思う。年棒の格差を考慮すればそれよりも100倍活躍している。もっと岡島を褒めるべきだ。

Xデーは22日

●Xデーとは、

もともとは作戦予定日を意味する軍事用語で、起こることは確定的であるが、いつ起こるか分からない重大事件(特に破滅的な出来事)が起きる日のことである(ウィキペデアより)。


XJAPANが10年ぶりに復活。スポーツ新聞の見出しには「Xデーは22日」との文字。めざましテレビでは11月22日と報道していたがこれは誤りで、正解は10月22日(月)だそうだ。つまり、明日!随分急な話だ。
で、22日に何があるのかというと、お台場の特設会場で新曲「I.V.」のプロモーションビデオの撮影を一般公開するとのこと。YOSHIKI、TOSHI、PATA、HEATHのオリジナルメンバーも姿を現すそうだ。Xファンが10年ぶりに集結するってことは、あの特攻服で着飾ったヤンキー女軍団が集まるのか。ヘッドバンキングしちゃうのか。非常に楽しみだ。でもXファン世代は30代半ばが多いだろう。男は働き盛り、女は育児盛り(こんな言葉ないか)だろうから、熱狂的なXファンはそれほど集まらないだろうな、平日だし。ま、この10年で新規ファンは着実に生まれているだろうし、特に最近はYOUTUBEでファンになった人が(日本に限らず)たくさんいるだろうから新旧ファン合わせれば結構な人だかりになりそうだ。

何よりも驚いたことは、めざましテレビでうっすら流れた新曲「I.V.」だ。TOSHIの声が笑っちゃうくらいXのTOSHIの声なのだ。10年もの歳月が経っているのに、まったく劣化していない。むしろ上手くなっている。この声を聴いて感動した人も多いのでは。いろいろと周りが騒がしいTOSHIだけど歌唱力に関しては100点満点だ。こんだけ完璧な声なら逆に表舞台に立たないほうが良いかもしれないな。「気合入れていけよーコラッ」とか「あばれん坊将軍でいけよー」みたいな煽りは無理っぽいしな。ルックスは一時期は相当危ない感じだったけど、最近はだいぶマシになった。最近は痩せて髪も伸ばしているみたいだから、ちょいワル系のスーツにグラサンをかければ、余裕でかっこよくなれるはずだ。やっぱり、一番の心配はTOSHIだな。どんな雰囲気なんだろう、YOSHIKIとTOSHI…。

冒頭に「Xデー」という言葉の意味をウィキペディアで調べて引用した。これは単純にXデーの意味がイマイチよくわからなかったので調べただけの話なのだが、この文章にはフラグが立っている(ように思える)。「いつ起こるか分からない重大事件」の後の括弧内に注目しよう。『特に破滅的な出来事』と記されているではないか。これはフラグだ。
どうか、22日の「I.V.」のPV撮影で壊滅的な出来事が起こらないように。


●19日のNWS23金曜深夜便は岡村靖幸特集だった。特集内容は『覚せい剤との決別…歌手・岡村靖幸の生きる道』で10分程度のドキュメンタリー風のVTR。う~ん、どうだったんだろう。どうでした?インタビュアーの「2度あることは3度あると思っている人もいると思いますが~」という質問に対して「口で言うのは簡単、行動でやっていくしか説得力がない」っていうのはまさにその通りだと思う。
「はっきりもっと勇敢になって」のピアノでの弾き語りは声が出てなかった。着実に声が悪化している。歌が下手とかいうレベルじゃなくて声帯に問題があるような気がする。心配だ。

●手帳風のテンプレートがあったんで変更した。でも前の海辺のテンプレートも気に入っているのですぐに戻す予定。

TOSHIで「碧い宇宙の旅人」

気づけば、X時代のTOSHIのオリジナルアルバムをコンプリートしていた。今年の2月頃にX熱が再燃し(今はかなり下火ですが)、「それじゃ、hide以外のメンバーのソロも聴いてみようか」と思いたったのがきっかけだ。hide以外のソロと言うと、まあ、TOSHIしかいないのだけど。YOSHIKIのソロはそのままXと言っても過言ではないし、石塚先生のソロは今となってはレア過ぎて手に入らないし。

ということで約半年かけてTOSHIのオリジナルアルバムをブックオフでコツコツと集めた。ファーストの「made in HEAVEN」とセカンドの「MISSION」はどこのブックオフでも大抵は安値で売っている(特にファースト)。しかし4thの「碧い宇宙の旅人」はなかなか置いていない。半ば諦めていたのだが、先日、個人経営の怪しげな古書店に「碧い宇宙の旅人」が売っていた。しかも200円。見つけた時はちょっと感動した。

「碧い宇宙の旅人」はそれまでの3枚のアルバムとは内容が大きく違う。それ以前のアルバム(『made in HEAVEN』『MISSION』『GRACE』)でのサウンドは、「髪を逆立てた金髪のTOSHI」のテイストをある程度ソロにも持ち込んでいる。なので、Xとソロを比べてしまう。そうなると当たり前だが、全ての面において、Xのほうが断然良い。同じ声なのに、どうしてこれほどまで差がつくのだろうかってくらい。

別にTOSHIのソロアルバムが特別劣ったものではない。またXの劣化版というわけでもない。演奏だって決して下手ではない。むしろ、堅実な演奏テクニックはXメンバーより上手いと思う。歌詞は少々ダサいが、Xの歌詞も同じくらいダサい。例えば、紅の「嵐吹くこの街がお前を抱く 吹き抜ける風にさえ目を閉じる」やXの「冷め切った街に別れを告げ 荒れ狂う刺激に身をさらせ」などなど。特に目立った欠点がないのにも関わらず決定的にTOSHIソロがXに劣る理由は、YOSHIKIの不在によるものだろう。Xの流れを汲んだロックをYOSHIKI不在でやっているんだから当たり前だ。

TOSHIに限らず、メジャーなバンドのヴォーカルがソロをやる場合は、上記のような問題が生じやすい。バンドと同じような音楽をやっても、母体であるバンドには半ば物理的に勝てないものだ。勝てるんだったら、バンドの存在価値がなくなるだろうし。となると、バンドの時とはやや違う方向性の音楽を開拓し自分のものにすることが自ずと求められるのではないか。

4thアルバム「碧い宇宙の旅人」には「髪を逆立てた金髪のTOSHI」のイメージはまったく無い。物静かな、いわゆるヒーリング・ミュージックのようなサウンドにのせてTOSHIの伸びやかな声が響いている。谷山浩子のようなNHKの童話のバックで流れてそうなひっそりとした曲が多い。どの曲も同じような世界観が歌われていてコンセプトアルバムとしての完成度も高い。中でも、「世界にひとつだけの花」とミスチルの「彩り」を足して2で割ったような「HANA~いのちの芽生え~」は名曲だ。

「碧い宇宙の旅人」が発売されたのは1997年の1月。その3ヵ月後にTOSHIはXを脱退。
時期的には、これまで依存していたYOSHIKI、これから依存するM氏との距離が最もあった時期にリリースされたアルバムだ。つまり、本当の意味でのTOSHIのソロが聴ける作品なのかもしれない。

付記1
そんなXですが、本当に復活するんですね。今知った。

付記2
最近パチンコのCMでよく流れている「創聖のアクエリオン」のサビが頭から離れない。「1万年と2千年前から愛してる 8千年過ぎた頃からもっと恋しくなった」ってやつ。歌詞が電波っぽくていいな。

タモリ 再発

1977年に発売されたタモリのネタアルバムが再発される。発売から30周年記念ということで2007年12月19日にタモリ作品3タイトル(『タモリ1』『タモリ2』『ラジカル・ヒステリー・ツアー 』)が再発されるそうだ。タモリファンとしては非常にうれしいニュースだ。
タモリのアルバムといえば今や伝説だ。英語や中国語など、さまざまな国の言語をいかにも、その言語っぽい発音で流暢に話し、また要所々々で日本語を挟むというハナモゲラ語や中洲産業大学ネタなどはその時代のタモリを知らない世代でもなんとなく耳にしたことがあるだろう。伝説の密室芸である。ハナモゲラ語に関しては、年末の「徹子の部屋」で毎年披露されているので知名度は高いか。とにかく、超レアなアルバムの再発だ。

一時期は、中古CDが売っている店に入れば必ずタモリのアルバムを駄目もとで探していた時期があった。しかし、どの店にも売っていないので、いつのまにか諦めていた。アマゾンでは一応、中古での在庫がいくつかあるものの価格が高騰しており、常に1万円以上だ。さすがに1万円は出せない。そもそもアマゾンでの買い物は好きではないし。今、アマゾンでタモリのアルバムのページを見てみたら7500円だった。きっと今回の再発により、価格が下がったのだろう。良きことだ。
今回の再発の方のページでは、既に予約がはじまっている。『Amazon.co.jp ランキング: 音楽で52位 』になっている!52位って凄くないか。アマゾンで取り扱っている「音楽」の商品は膨大な数だろう。その中で52位は凄いよ。詳しく見てみると、タッキー&翼のベストと12月5日発売のB’z のニューアルバムに挟まれて「タモリ1」がランクインしている。ほかの2作品も60位前後をキープしている。ぜひ、売れてほしいものだ。

ニコニコ動画にタモリのアルバム「タモリ1」と「タモリ3」の二作品がフルでアップされていた。今までタモリのアルバムが、youtubeやニコニコ動画にアップされることなんて無かったのに。再発が決まったニュースとほぼ同時にアップされるというのは、なんだかきな臭いな。
ま、でも、さっそく聴いてみた。…期待通りだ。やっぱり、面白い。今の落ち着いた“日本のお昼の顔・タモリ”のイメージとはだいぶ違う。もちろん現在のタモリも好きだけど、還暦を過ぎて悲しいかな「老い」が最近のタモリからは感じられる。
こないだ、とんねるずの「食わず嫌い王」に松田聖子と一緒に出演したタモリには「人の良いおじいちゃん」な感じが漂ってたし。いや、当たり前だけどさ。とんねるずに、イグアナネタをふられても、頑なに断っていたタモリ…。ま、最後にはイグアナの形態模写やってたけど。
『タモリ1』をリリースした頃(70年代後半)の、タモリは本当に馬鹿だと思う(もちろん良い意味でだ)。その反面すごく格好良い。一通り聴いて改めて思ったが、タモリの魅力のひとつは教養にあると思う。中洲産業大学の「日本ジャズ界の変遷」はジャズへの造詣が深くなければ作れないだろうし。アフリカ系の民俗音楽っぽい「ソバヤ」のアドリブも音楽の素養が前提のものだろう。

注目すべきは『ラジカル・ヒステリー・ツアー』だ。ほかの2作品(『タモリ』『タモリ2』)はネタアルバムだが、「ラジカル~」はフュージョン・バンド・THE SQUAREが演奏しているちゃんとした音楽もののアルバムみたいだ。桑田佳祐が提供した曲があったり、とにかくタモリが終始歌っているらしい。これはぜひ聴きたい。

付記
「今夜は最高」でのタモリと戸川純のコントがニコニコ動画にアップされてた。これ凄い。最近のコントとはてんでレベルが違う。

岡村靖幸で「Me-imi」/「ビジネス」

Me-imi(2004年9月1日)
前作「禁じられた生きがい」から実に9年もの空白の末、2004年にリリースされた6thアルバム『Me-imi』。『Me-imi』と書いて”ミイミ”と読む。これは岡村靖幸が考えた造語だ。意味は『Me(自分)-imi(意味)』である。要するに”自分の意味”だ。このタイトルだと一見、自分のアイデンティティを問うようなメッセージ性の強い内容を想像してしまうが、ミイミはこれまでの岡村靖幸の曲の歌詞とはタイプが異なる。

ミイミでの歌詞は、パッチワークのように断片的な歌詞が多い。歌詞も詩の一部であるから、いわゆる詩的な表現を追及するがあまり抽象的になってしまい具体的な物語性が薄くなることがある。そうなると、受け取り側にとっては何のこっちゃか解らなくなる。これは、ヴィジュアル系の歌詞で顕著に見られる。比喩表現が過ぎたあまりに、実像がぼやけてしまうのだ。故に、意味不明な歌詞になってしまう。ただ、ヴィジュアル系の歌詞は幻想的な言葉が多い。例えば「覚醒のカオスの狭間で僕に微笑んだヴィーナスは深淵へのセレナーデ」みたいな。その、反面ミイミの断片的な歌詞の一つひとつは非常にリアルな言葉だ。

ミイミの歌詞は、適当な言葉ではなく、岡村靖幸のプライベートな体験から生まれた言葉なのだろう。自分の血肉を削って紡ぎだした言葉なのだろうと察せられる。断片的な歌詞であるのにグッと来る。胸に突き刺さるような、言葉のオンパレードだ。岡村靖幸自身「作曲よりも作詞のほうが難しい」みたいな発言をしている。きっと苦心して紡いだ言葉なのだろう。ただ、結果的には明確な意味が把握できない歌詞になっている。

さすがに9年の歳月は長く、歌詞以外にも変わった点は多い。サウンドも然りだ。2001年にリリースされたベストアルバム「OH! ベスト 」に収録されている「マシュマロハネムーン」と「セックス」の2曲は、ミイミの8曲目に新たなアレンジを施してセルフカバーされている。この2曲の「ミイミバージョン」と「OH! ベストバージョン」の違いはそのまま、「ミイミ」と「禁じられた生きがい」以前の岡村靖幸のサウンドの違いといえる。ミイミの方が洗練された音だが、僕は以前のサウンドの方が断然すきだ。このサウンドの変化は、単純にレコーディング機材の変化(デジタル化か?)というよりも、岡村靖幸自身の音楽の趣向が変わったからだろう。近年の岡村靖幸の音楽の趣向に影響を与えたと思われる人物といえば電気グルーブの石野卓球だ。この二人は仲が良いらしく(今はわからないけど)、2003年には「The Album」というアルバムを共作でリリースしている。

ミイミには、石野卓球テイストを取り込んだ跡が多少見られる。顕著に現れているのはドラムである。いかにも重低音ファンクといった趣がある。4曲目のアチチチは、特にその傾向が現れている。メロディよりもリズムに重きを置いている。故にキャッチーな音楽性が薄れている。僕は岡村靖幸の、難解なんかじゃ全然なくて大衆性のあるキャッチーな音楽が好きだが、アチチチにはそういった趣があまり無い。しかしアチチチは岡村靖幸のお気に入りの曲である。今年3月に再再復活を果たした東京環境会議でも歌っていたし。そういう意味でファンの間でも重宝されている曲である。

もちろんキャッチーな曲もある。「HEY!HEY!HEY!」のエンディングテーマにもなった「ミラクルジャンプ」だ。曲調は「家庭教師」に収録されている、「あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろ」を力強くした感じだ。この歌には、印象的な歌詞がある。それは「いわばシャイでひきこもりの日常を返上したい」というものだ。この歌からはポジティブなイメージが噴出していて、岡村靖幸の再復活の狼煙を上げるには最高の曲だ(った)。「上流界と対決 赤の鮮烈なパーティーショールで シビレちゃう」とかよくわからない歌詞も見当たるが、それも含めて岡村靖幸らしさが滲み出ていて素晴らしい。

バラードは、ファミリーチャイムと未完成の二つだ。両方ともさすがとしか言いようが無い。やはり岡村靖幸の作るバラードは一線を画している。ファミリーチャイムは「夕暮れ」の歌詞とあいまってオレンジ色が脳内に広がる名作だ。「未完成」は楽器はキーボードのみしか使っていない。シンプルだが心に染み入る名曲だ。ただ、歌詞は案の定、聴き手の想像力にやや依存する内容だ。「カルアミルク」のように明確な物語性のある歌詞だったらもっと良かったのにと思う。

歌詞だのサウンドだのが変わったと散々書いたが、前作「禁じられた生きがい」と一番違う点は体格だろう。岡村靖幸は、この9年間で太った。女性ファンにとってはそりゃ痩せているほうが良いのだろうけど(元々はキムタク似だし)、個人的には別に太っていても嫌な感じはしない。太っている岡村ちゃんもカッコイイ。威圧感というか音楽界の重鎮っぽい佇まいがあるし。ただそれに伴って声が出なくなっているのが残念だ。これはミイミの一番の残念な点である。声がつぶれているのだ。高音が出ず、いわゆるデブ声になっている。自ずと歌唱法も変化し絞り出すような歌い方をになっている。それが悲しい。この声の問題は再再復活しツアーを控えた現在でも一番の問題だろう。
再再復活で痩せたと思われた岡村ちゃんだが、実はそれほど痩せていなかったみたいだ。「はっきりもっと勇敢になって」のジャケットはフォトショップかなんかで修正したものだろうか。僕は前述したように太っていようが構わないが、声はどうにかならないものだろうか。喉は大事にしてもらいたい。

昔からの岡村靖幸ファンにとって、「Me-imi」がどう映るのかは解らないが、自分は「Me-imi」での再復活を機にファンになった。リアルタイムで買ったはじめての岡村靖幸のアルバムだ。ということで、個人的な思い入れもあり、「Me-imi」は結構好きである。

ビジネス(2005年3月30日)
『Me-imi』から僅か7ヵ月後にリリースされた「ビジネス」。このアルバムは、きな臭いアルバムである。だいたい、9年もの間沈黙していた人が、たったの7ヶ月でリリースしないだろう。タイトルの「ビジネス」というネーミングからも推測できるが、岡村靖幸は本当は出したくなかったようだ。しかし、出さなければいけない大人の事情から出したようだ。その当てつけ(かどうかは分からないけど)に付けたタイトルが「ビジネス」。

当初、「ビジネス」は、2004年のミイミツアーのライブアルバムとしてリリースする意向だったらしい。しかし、同時にミイミツアーのライブDVDのリリースも決まっていた。ということは、実質同じ内容のものを、同時期に、2作品提供することになる。それはファンに申し訳ないと思った岡村靖幸が考えたのが、ミイミツアーの音源を駆使したリミックスアルバムである。『ビジネス』では「ア・チ・チ・チ」「聖書 (バイブル)」「come baby」「adventure」「Check out love」の既存の5曲を新たなリミックス・リアレンジで聴くことができる。

いろいろと曰くつきのアルバムだが、曲はかなり良い。Mステ風に言うなら「アゲうた」だ。疾走系の高揚感のあるアレンジだ。ハードロックのように大音量で聴くとさらに盛り上がれそう。案外岡村ちゃんは楽しんでレコーディングしたのではないだろうか。「adventure」なんてベックも驚きの遊び心満載のなんでもアリなアレンジとなっているし。5曲しかないのが難点だけど、曲自体は良いので聴く価値は大いにあると思う。

付記
yellow
DATE
靖幸/早熟
家庭教師
禁じられた生きがい


2周年

今日は10月9日、ブログをはじめて祝2周年だ。一応説明すると、このブログ(FC2)の前にやっていたgooブログでの3ヶ月も合わせて2周年だ。ということで、去年もやったが、自分なりに1年を振り返ろうと思う。以下の箇条書きは自分のための記録である部分が大きいですので、読んでもつまらないと思います。あしからず。

●1年単位で見ると意外と更新率は高い。細かい数字は、

1年間で書いた記事数:174
月/平均記事数:14.5
日別/更新確立:47.6%

最近は更新頻度が落ちたように感じていたが、月別アーカイブを見る限り「1ヵ月に13記事」以上を常にマークしている。日別/更新率が47.6%ってことは、毎日、約1/2の確立で更新されているってことか。でも、この前、付記で書いたように今月からは更新頻度が若干下がると思う。

●マイナーチェンジしたこと。
文字のフォントを6月から小さく(標準に)した。
文末でたまに記す『追記』を『付記』にした。
記事の長文化(平均1400文字程度)

●FC2ブログには記事の最後に「拍手」という機能がある。一番多い拍手を獲得したのは今年の初めの方に書いた島崎藤村の小説『破戒』についての感想文だ。ちなみに「拍手6」。次がXーJAPANの記事で「拍手4」YOUTUBEにアップされていたXのレコーディング風景から、Xのメンバー内での人間関係を勝手に妄想した文章だ。改めて読み返してみると、優秀な内容のような気もする。特にXーJAPANについての記事は、なかなか的を射た文章だ。

●的を射てない文章といえば、中居のいいともでのプチ事件について書いた記事だ。中居ファンに対し盲目的だと書いたことにより、通りすがりの中居ファンと推測される名無しから批判された。ファンに対して盲目的という表現は良くない。一応、「盲目的である」ことに対して「それはファン心理であって、その気持は解る」というような旨のフォローはしているのだけど。ま、中居ファンにとっては嫌な気持ちになる文章であることには違いない。名無しからの怒涛のコメントには正直「う~ん?」と思う点があるのだが。

●5月の下旬にバリカン片手に坊主にした。その際、自分の頭をデジカメに撮り、ブログにアップした。今、冷静に考えればどうかしている。その画像は後日削除しておいた。4ヶ月が経ち、今は「はっきりもっと勇敢になって」のジャケットの岡村靖幸より多少短めの長さだ。自分としてはだいぶロンゲの気分だが、まだまだ、短いようで、久しぶりに会う知人は一様に驚いている。

●以前、もうひとつ別個に新たなブログを開設したと書いた。ちなみに新しく開設したブログのタイトルはXJAPANのファーストアルバム『BlueBlood』のラストの曲名を流用して『UNFINISHED』にした。案の定、現在は閉鎖している。

●このブログにとって一番重要な人物はやはり岡村靖幸だろう。ブログをはじめた2005年10月から、何か情報がある度に逐一取り上げた。情報の殆どはファンサイトからのものだけど。岡村靖幸の記事は『サブカルのすすめ』の核でありこれからもどんどん書こうと思う。とりあえず、9月からはじめた岡村靖幸のアルバムレビューを完成させよう。残すは「Me-imi」か。

●最後に、来年まで、2008年の10月9まで、本ブログが存続しているかは、正直微妙ですが(さすがにねぇ)いつも、コメントをくれる方ありがとうございます。また、ロム専の方もありがとうございます。

久しぶりの『HUNTER×HUNTER』

今朝、HUNTER×HUNTER(24巻)のコミックと土曜日に発売されたジャンプを買った。本当はジャンプは立ち読みで済まそうと思っていたのだけど、長い目で見れば今週号のジャンプはレアだ。なので、記念に買ってみた。ジャンプを買うのは高校以来か。ま、どうせ今週号のジャンプに希少価値が出る前に失くすか、捨てるか、してるだろうけど。

久々のジャンプ。軽く目を通してたら、なんか残念な気持ちになった。殆どが初見の漫画なので、一概には判断できないけど、面白そうなオーラが噴出している漫画が殆ど無い。全然そそられないし、気概が感じられない。驚いたことに、こち亀の掲載ページが上位にあるではないか。こち亀は本来、後半のページを定位置に、(ジョジョと同じくらいの位置で)掲載されていたような気がしたのだが。ここへ来て、こち亀の人気が上昇するなんてことは無いだろうから、ほかの漫画の勢いが無いため、自ずとこち亀の掲載順位が上位に来たのか?

あと「デスノート」の小畑健のラルグラドが連載されていないのだが。もしかしてもう終わったのか・・・(ウィキペディアで確認中)・・・。うわっ、編集部の早期打ち切りにより終了したみたい。やっぱり原作者がちゃんとしていないと、いくら小畑健でも打ち切りになるのか。一時的な処置として掲載されていたエンジェル伝説の作者、八木教広の「クレイモア」も今週号で終わり(次回からはジャンプSQにて連載)だし。もしかして今のジャンプってかなり危ないのでは。『HUNTER×HUNTER』の連載再開に一番喜んでいるのは集英社かもしれない。

HUNTER×HUNTERの細かい内容を忘れているため、コミック18巻から、つまり”キメラアント編”から、読み直すことにした。コミック18巻~24巻+今週号のジャンプを読んだ。4時間半もの時間を費やしてしまった。疲れた。以下、ネタバレありの感想を書く。ただ、24巻というよりは、キメラアント編全般の大雑把な感想になると思う。

改めて思ったが、やはりこんな漫画をかける人は冨樫しかいない。壮大な細部まで凝ったストーリーを設定してそれを、じっくりゆっくり総合的に前進させていく術は感嘆に値する。これほどまで多くのキャラを乱立させながらも、それぞれにちゃんと見せ場が用意されているのは凄い。特にイカルゴ(タコ)なんて戦闘能力あるいは絵柄からして、いかにもその場限りの雑魚脇役なのに、”ちゃっといい話”を挿みつつ仲間になるなんて…。

ただ、ミーハーな意見は承知だが、キラメアント編のキャラは個人的にあまり魅力を感じない。まず、ノブがよろしくない。ネテレ会長とモラウの3人で登場した頃はまだ良かったが、王の宮殿に接近すればするほど醜い。あれじゃ、ただの、オタクじゃないか。パッと見た感じは、旅団編の髪を降ろしたクロロに格好が似ているだけに余計に悲壮感が漂ってる。しかも最初はネフェルピトーから逃げてきたキルアたちに対して偉そうな口をたたいていたのに。中央階段の上のオーラを見ただけで、白髪の廃人になってしまうって(笑)いや、それだけ、王と直属護衛隊が強大であり、またそれに果敢に立ち向かうゴンたちの勇ましさを結果的に引き立てているのだから、ノブのヘタレっぷりは必要なんだろうけど。

ヒソカが全く登場しないのもつまらない。僕はヒソカが大好きなのだ。ヒソカがいるからHUNTER×HUNTERなのだ。序盤のハンター試験からグリードアイランド編まで、ヒソカはフル出場で異彩を放っていた。本来悪役なのにゴンに向ける愛情から時には手を貸すヒソカ(特にドッジボールの時)がたまらなく好きなんだけど、キメラアント編では全く登場する気配がないからつまらない。

「とりあえず、10週のみの連載」ということに誰も突っ込みを入れない所が異様だ。もう、みんな麻痺してるんだろうな、感覚が。1年8ヶ月も休んでたのに、10週って限定があるのは普通に考えるとおかしい。多分「10週分=既に完成されたストック」なんだろう。

10週でキメラアント編を完結させるつもりだろうか。まあ、24巻時点で王の行く末はコムギの存在によってある程度は示されているように思う。もちろん具体的にどういった展開になるのかは皆目見当がつかないけど、方向性はコムギによって示されている。そもそも、王はそんなに強そうじゃないし。今のところ尻尾攻撃だけだし。ゴンとネフェルピトーの激戦をメインに描いて、死亡フラグが立ってるっぽいモウラ、ネテロ会長、イカルゴ、メレオロン、辺りが死んで、カイトが復活して…。そんな感じでキメラアント編、終了だろうか。キメラアント編で漫画自体が終了するならキルアも死ぬかもしれないですね。

エンジェル×野球×復習

●覚えているだろうか、エンジェル伝説。今年の初めの方に、本ブログで頻繁に記事にした八木教広の漫画「エンジェル伝説」。僕が今まで読んだ全ての漫画に順位をつけるとしたらエンジェル伝説はかなり上位にランクインする。それくらい面白い漫画だ。
あらすじを簡単に説明する。主人公は高校生の北野くん。彼は天使(エンジェル)のような優しい心の持ち主なのだが、顔がまるで悪魔のように怖い顔なのだ。顔面凶器なのだ。北野くんは優等生として普通に学園生活を送るのだが、周りの人たちは、北野くんを顔でしか判断しない。そこに、誤解が生じ、やがて北野くんは高校の番長に君臨することになる。物語が進むにつれ誤解は膨れ上がり最後には極悪人の大番長として地域レベルで有名になる。本当は心優しいのに、顔でしか判断されないという、考え方によってはシビア(あるいは社会派)な設定なのだが、エンジェル伝説はギャグ漫画である。僕がこの漫画に惹かれるのは上記の設定をギャグ漫画として昇華しているという点だ。しかもそこら辺のギャグ漫画より笑える優秀なギャグ漫画。なので、軽い読み物として、暇つぶしのための消費として、読み流すことも出来る。ただ、ふとした瞬間思うはずだ。「あれ、実は深くないか、エンジェル伝説」と。そう思い改めて読み返してみると、まー名作なんです。エンジェル伝説は!で、なんでこんなことを書いたかというと、ニコニコ動画にエンジェル伝説のアニメ(OVA)が2話分アップされていたからだ。興味心身で見たのだけど、漫画の良さを損なわない出来になっている。声優も豪華だし。原作とは違う展開になっているところも多少あるけど、許容できる範囲だ。

●近年の巨人戦の視聴率低下により、プロ野球の関心は低い。自分はもともと野球に興味が無いので、この先野球中継が皆無になっても個人的には全く不都合しない。むしろペナントシーズンでもゴールデン番組(主にバラエティ)が休みにならないので嬉しい。ただ、今年の、プロ野球は、セ・パ共にハチャメチャに面白いらしい。これほど終盤まで白熱した、まるでシナリオライターが存在するかのような、ドラマチックなペナントはなかなか無いみたい。TBSJUNKを聴いても爆笑問題の田中や雨上がりの蛍原は相当熱く今年のペナントがいかに凄いかを語っている。自分の周りの野球好きの知人も、田中・蛍原と同様に「今年のプロ野球は面白い!」と話ている。
これほどまでに面白いと周りが騒いでいるとつい見てみたくなるものだ。しかも今日(10月2日)は巨人が優勝するかもしれないらしいし。久々に野球でも見るか、と思いネットのテレビ欄を見た。…地上波では中継してないではないか。日テレの8時台の番組には巨人が優勝した場合は臨時番組あり、みたい文面があっただけだ。結局、劇的なサヨナラで優勝しちゃったし。これが10年前だったら視聴率40パーセントくらい取ってた気がする。ちょっと悲しいものがある。でも、僕みたいな野球に特に興味の無い人が、たまには見てみようかと思い立ち、放送されていない事実を知ったときの「微小ではあるが確実に存在するフラストレーション」が、いつの日か野球人気を取り戻すために今の時期には必要なのかもしれない。

●「HUNTER×HUNTER」のコミックが約2年弱ぶりに発売するというニュースに喜んだものの、冷静に考えればストーリーは完全に忘れている。見事なほどに忘却の彼方だ。当たり前だ。難解な内容だし覚えておかないと意味の解らない概念(念とか)がたくさんあるし。多分コミック買っても15巻辺りから読み返さないと駄目だ。あと、1年に1巻のペースの井上雄彦の「リアル」もそろそろ早いもので発売の時期だが、こちらも完璧に忘れている。登場人物の名前すら一人も思い出せない。思い出せることと言えば、去年発売されたリアルの「ラストは泣ける」ってことくらいか。復習しないと。
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