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TOSHIで「碧い宇宙の旅人」

気づけば、X時代のTOSHIのオリジナルアルバムをコンプリートしていた。今年の2月頃にX熱が再燃し(今はかなり下火ですが)、「それじゃ、hide以外のメンバーのソロも聴いてみようか」と思いたったのがきっかけだ。hide以外のソロと言うと、まあ、TOSHIしかいないのだけど。YOSHIKIのソロはそのままXと言っても過言ではないし、石塚先生のソロは今となってはレア過ぎて手に入らないし。

ということで約半年かけてTOSHIのオリジナルアルバムをブックオフでコツコツと集めた。ファーストの「made in HEAVEN」とセカンドの「MISSION」はどこのブックオフでも大抵は安値で売っている(特にファースト)。しかし4thの「碧い宇宙の旅人」はなかなか置いていない。半ば諦めていたのだが、先日、個人経営の怪しげな古書店に「碧い宇宙の旅人」が売っていた。しかも200円。見つけた時はちょっと感動した。

「碧い宇宙の旅人」はそれまでの3枚のアルバムとは内容が大きく違う。それ以前のアルバム(『made in HEAVEN』『MISSION』『GRACE』)でのサウンドは、「髪を逆立てた金髪のTOSHI」のテイストをある程度ソロにも持ち込んでいる。なので、Xとソロを比べてしまう。そうなると当たり前だが、全ての面において、Xのほうが断然良い。同じ声なのに、どうしてこれほどまで差がつくのだろうかってくらい。

別にTOSHIのソロアルバムが特別劣ったものではない。またXの劣化版というわけでもない。演奏だって決して下手ではない。むしろ、堅実な演奏テクニックはXメンバーより上手いと思う。歌詞は少々ダサいが、Xの歌詞も同じくらいダサい。例えば、紅の「嵐吹くこの街がお前を抱く 吹き抜ける風にさえ目を閉じる」やXの「冷め切った街に別れを告げ 荒れ狂う刺激に身をさらせ」などなど。特に目立った欠点がないのにも関わらず決定的にTOSHIソロがXに劣る理由は、YOSHIKIの不在によるものだろう。Xの流れを汲んだロックをYOSHIKI不在でやっているんだから当たり前だ。

TOSHIに限らず、メジャーなバンドのヴォーカルがソロをやる場合は、上記のような問題が生じやすい。バンドと同じような音楽をやっても、母体であるバンドには半ば物理的に勝てないものだ。勝てるんだったら、バンドの存在価値がなくなるだろうし。となると、バンドの時とはやや違う方向性の音楽を開拓し自分のものにすることが自ずと求められるのではないか。

4thアルバム「碧い宇宙の旅人」には「髪を逆立てた金髪のTOSHI」のイメージはまったく無い。物静かな、いわゆるヒーリング・ミュージックのようなサウンドにのせてTOSHIの伸びやかな声が響いている。谷山浩子のようなNHKの童話のバックで流れてそうなひっそりとした曲が多い。どの曲も同じような世界観が歌われていてコンセプトアルバムとしての完成度も高い。中でも、「世界にひとつだけの花」とミスチルの「彩り」を足して2で割ったような「HANA~いのちの芽生え~」は名曲だ。

「碧い宇宙の旅人」が発売されたのは1997年の1月。その3ヵ月後にTOSHIはXを脱退。
時期的には、これまで依存していたYOSHIKI、これから依存するM氏との距離が最もあった時期にリリースされたアルバムだ。つまり、本当の意味でのTOSHIのソロが聴ける作品なのかもしれない。

付記1
そんなXですが、本当に復活するんですね。今知った。

付記2
最近パチンコのCMでよく流れている「創聖のアクエリオン」のサビが頭から離れない。「1万年と2千年前から愛してる 8千年過ぎた頃からもっと恋しくなった」ってやつ。歌詞が電波っぽくていいな。
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