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文句があるならベルサイユへいらっしゃい

最近、ニコニコ動画で「ベルサイユのばら」を見ている。19話まで見終わった。全40話なので約半分見たことになる。それにしても、ベルばらはさすが名作だ。面白い。夢中で見入ってしまう。ベルサイユのばらは、フランス革命前から革命前期を舞台にした漫画だ。主人公のオスカルは女だが男として育てられ、ルイ16世王妃であるマリー・アントワネットの護衛をしている。19話まででは、まだフランス革命の起こる前なので物語はもっぱら、ベルサイユ宮殿内での話だ。
いわゆる女同士の傲慢で醜く、客観的に見れば次元の低い争いが延々と描かれている。殆どの人間は自己中心的だ。初めは良心的な人物として描かれている人もひとたび権力を手中に収めるチャンスが巡ると私利私欲のために、あっさりと悪者になってしまう(ポリニャック伯婦人のことだけど)。

昼ドラのようなドロドロとした感じが良い。そんなドロドロとしたベルサイユ宮殿での諸問題に対して、揺ぎ無い正義感で立ち向かうオスカルが格好よく描かれている。オスカルがひどく格好よい。女でありながらベルサイユ宮殿の女たちの多くはオスカルへ好意を抱いている。中には同性でありながら恋している女もいるほどだ。男として育てられ、オスカル自身も男として生きる道を選んでいるため、女っぽい仕草になることは無い。ツンデレのツンの部分しか無いのだ。頑ななほどにツンだ。ツンはデレがあってこそのツンなわけだが、オスカルにはデレの影が全く見当たらない。つまりは、完璧に男気質なのだ。しかし、先ほど見たウィキペディアによると、オスカルは「正体を隠して生涯に1度だけドレスを着用、女性としてフェルゼンの前に現れる」との記述がある。これはひどいネタバレを読んでしまった。僕の知っている、19話までのオスカルは「色恋など、私には関係ないものだ、くだらない、フン」的なスタンスなのに。ドレスを着用するとは。しかもフェルゼンの前でかよ!この場面はオスカルの人生のなかで唯一のデレなんだろうなぁ。このシーンを見るときはニヤニヤ動画になりそうだ。

「ベルサイユのばら」が本格的に面白くなるのは、フランス革命が起きてからだろう。「96パーセントの極端に貧しい市民と4パーセントの裕福な貴族」という歪んだ実態がたまにオスカルの眼前に現れるものの、まだまだ、ベルサイユが悪だと思っていないようだ。マリー・アントワネットの税金の無駄遣いに対してもあまい態度だし。後のフランス革命への伏線が登場する頻度は15話あたりから高くなってきている。20話以降では本格的に悪政への不満が高まるのだろう。楽しみだ。

話は、少し変わるが…「ベルサイユのばら」は凄く面白い。でも、それはアニメに限る。原作漫画のベルサイユのばらは以前に読んだことがあるがすぐに挫折した。ベルばらのストーリーはアニメも原作漫画も基本的には同じなのに漫画の方は受け付けないのだ。これは、ベルばらの作者・池田理代子に問題があるわけでは無い。自分には少女漫画自体が受け付けないのだ。少女漫画独特の、全体的に薄くて線が細い画風。それなのに1ページの密度はやたら高い「繊細な小林よしのり」みたいな画風が苦手だ。4~5ページ読んだだけでもう無理だ。頭が痛くなってくる。

故に少女漫画で名作とされている作品は挑戦するものの殆ど読み進めないうちに挫折してしまう。少女漫画の名作と言っても、別に「のだめカンタービレ」やら「花より男子」辺りの作品が読みたいわけではない。「花より男子」とか心の底からどうでもいい。自分の趣味とは正反対だろうし。イケメンパラダイス的なノリの話は想像しただけで反吐が出る。ただ、岡田あーみんや美内すずえ、XJAPANのPATAの名前の由来となった魔夜峰央の「パタリロ!」なんかは読んでおきたい。特に、岡田あーみんの名前は、いろんな所で目にするが、皆一様に絶賛している。そこら辺の少女漫画とは一線を画していて、ややアングラチックな雰囲気が漂う岡田あーみんは非常に気になる。でも、あーみんの漫画も表層的な部分では、いかにも少女漫画風だから読めない。どうにかして克服したいのだけど、こればっかりは無理みたいだ。

付記
最近のミスチルは何か悟ったような曲(「彩り」「しるし」とか)が多い。今週リリースされた「旅立ちの唄」も悟った人間の歌って感じがする。歌番組での桜井の感情の込め方やその表情なんかを見ているとなぜか心配になる。ハンターハンター風に言うなら、シュートがキルアに感じた「時折消え入りそうに儚い」ってイメージがある。
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Comments

No title
あーみん読んだほうがいいですって。「こいつら100%伝説」は少年誌っぽい絵だし多分読みやすいかと。でも最高傑作は「ルナティック雑技団」。これだけはゆずれない。
美内すずえの作風は強烈だけど、話に吸引力がありすぎてスルスル読める…はず。
Posted at 2007.11.03 (01:39) by shallow (URL) | [編集]
No title
あーみんは前に「お父さんは心配性」の文庫版を立ち読みしたんですけど、2~3ページでやめてしまいました。ちゃんと読んでみたい気持ちはあるんですけど。
少女漫画は、どの出版社からどの漫画が出ているかがさっぱり分からないし、少女漫画のコーナーに入るのも気後れするのでなかなか手にする機会が無いんですよね。
今度「ルナティック雑技団」読んでみます。
Posted at 2007.11.03 (16:56) by yuji (URL) | [編集]
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