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石川浩司作品

「たま」の曲には中毒性がある。特に、たまのランニングこと石川浩司がボーカルをとる曲は、あらゆる意味合いにおいて濃い曲(俗に言う電波ソング)が多い。今日の記事では、たまの石川浩司作品を中心に、たまの濃い曲について書く。つげ義春やら寺山修司やら江戸アケミやら戸川純やら…、いわゆる「そっち系」のアーティストが好きな人なら絶対に好きになる曲たちだと思う。

ラッタッタ


この歌の中毒性は異常だ。何度も見てしまう。映像は記録用なのかずっとワンカットなのだが、それがまたいい味を出している。まるで版画のようだ。楽器は最小限のパーカッションとおもちゃのような小さなピアノ、ギター。これらの頼りない楽器だけでテリーギリアムの映画ような何がなんだか訳のわからない世界観を醸し出せるのは圧巻だ。田舎のお祭りで流れていそうな不思議な曲だ。最後のほうはタモリの「そばや」のようにシャウトしまくり、たま流のパッションが感じられる。

へっぽこぴー


たまの楽曲のなかではかなりハードな曲。変則的な曲調であるにもかかわらず息のあったアンサンブル。間奏でエレキをジャガジャガかきならす所は完璧にロック。たまにしては格好よすぎるサウンドだ。調和を取るためか歌詞はアホっぽい。へっぽこぴー。


かなしいずぼん


子供のころに聴いたらトラウマになりそうな怖い曲。たまの曲では別段珍しいことではないが曲中に演劇的な要素がある。石川浩司の一人芝居が挿入されているのだが内容が案の定、意味不明。「玄関の前に30メートルもあるようなバナナを置いたでしょ。その上をルームランナーのように走り続けておじいちゃんになっちゃった」というような頭がギチギチしてしまいそうな前衛的な内容だ。最後はひとつのメロディラインに乗っけて、3人が同時に別々の歌を歌うというカオス。名曲だ。

お昼の2時に


歌詞の一部に規制が入ったいわくつきの曲。歌詞の突飛さに目が奪われがちだが、この曲は演奏が凄い。たまの演奏能力の異様な高さが否が応にもわかる曲。

マンモウ開拓団


明らかに危ない。マンモウとは満蒙のこと。満蒙開拓団とは満州事変の後に日本人が移住のため開拓しようとした人々のこと。歌詞は「線路を通せ」「トンネル堀まくれ」「鉄橋を作れ」などそのまんまだ。メンバーがそれぞれ、図太い声、甲高い声、絶叫するような声で「マンモー!」と不規則に叫ぶ模様は異様。終始、妙なテンションで歌われ続ける。これにハマったらなかなか抜け出せない。


たまはメジャーで3枚アルバムをリリースした後、インディーズに舞い戻るのだが、その理由のひとつはメジャーでの規制に辟易したからだと言われている。たまには規制に引っかかるためリリースを自粛した楽曲が多かったようだ。自由に音楽をやりたいと考えた「たま」はもともとアングラ志向だったため特に抵抗なくインディーズに戻ったわけだ。
上記の曲は決して大衆向けの曲ではないが、やりたい音楽を思いっきり表現しているように思える。
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