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80年代のミュージシャン

昨日の「SmaSTATION!!」の特集は「名曲揃い日本の80年代ロック&ニューミュージック超人気ベスト20!」だった。2月のはじめに同番組で特集され、このブログでもネタにした「80年代洋楽ベスト30」の邦楽バージョンである。きっと前回の「洋楽ベスト30」が好評だったのだろう。前も書いたと思うけどスマステとアメトーークは、ツボを突いた秀逸な企画が多い(先日放送された「エヴァ芸人」も相当面白かった。感想書かないとな)。

今回の「80年代邦楽ベスト20」も面白かった。この手の企画は大好きだ。というか、中川翔子じゃないけど80年代が好きだ。80年代って他の年代と比べて明らかに浮いている。そして、何もかもが濃い。濃くて派手で垢抜けていない(それってかなり悪趣味?)。あらゆる面において洗練されておらず、ダサい(特にファッション面はヒドイ)。でも、そのダサさに惹かれる。最近はカジュアルな服装で、小奇麗にまとまった凡庸な曲を歌うミュージシャンが多すぎる。2000年代の一様に洗練されたミュージシャンよりも80年代のミュージシャンに強く惹かれる。80年代のミュージシャンは、まるで“クサヤ”のような中毒性を持つミュージシャンが実に多い。

ということで、今日の記事は、スマステで発表された「80年代邦楽ベスト20」のランキングについて――納得いかない点が所々あったので――以下あーだこーだ書いていこうと思う。

まずはじめに、ランキングの基準がわからない。売り上げなのか知名度なのか現在の音楽シーンへの影響力なのか、あるいは、番組ホームページで募集したのか、よくわからない。まあ、どんな基準のもとに作られたランキングであろうと、岡村靖幸が入ってないのはおかしいだろ!80年代といえば岡村ちゃんではないか。80年代に青春を送った今の30代にとって岡村靖幸は誰もが認めるアイドルではないか。なんで入ってないんだろう?………なんて言ってみたりして。そりゃ、スルーされて当然だよな。

岡村ちゃんはランキング外だったけど、親友の尾崎豊は9位。もう一人の親友吉川晃司は小林克也セレクトに入選。曲をたくさん提供している渡辺美里は5位。同じく渡辺美里に岡村ちゃんと共に曲を提供していた小室哲也率いるTMネットワークもランクインしてた。岡村靖幸がテレホンショッキングに出演した時に友達として電話をかけた杏子率いるバービーボーイズは20位。

岡村ちゃんの、いわば同志たちは次々にランクインしているのに…。少し寂しいものがある。それにしても、80年代におけるエピックソニーの勢いは凄まじい。ランクインはしなかったけど他にも80年代に活躍したエピック所属で岡村ちゃんと交流のあったミュージシャンは、大江千里、安藤秀樹、松岡英明、鈴木雅之などなど、たくさんいる。そんなエピック勢のなかにおいてさえ、一際異彩を放っていたのが岡村靖幸なのに…もったいないなぁ。

「80年代邦楽ベスト20」の1位は、なんとボウイだった。ボウイが1位ってのは80年代に青春を送った人からすると納得のいくランキングなのだろうか。よく知らないんだよな、ボウイって。1位は松田聖子かチェッカーズかマッチ辺りだと予想していただけに意外だった。松田聖子とマッチなんてランク外だったし。別にボウイが1位でも構わないのだけど、ボウイが1位だったのに対して、XJAPANがランキング外の小林克也セレクトだったのは解せない。XJAPANはデビューが89年であり、80年代という括りのランキングに不向きなのはわかる。しかし、Xはインディーズの頃から有名だった。86~88年頃から「元気が出るテレビ」に出演し、そこそこ知名度はあった。そしてデビュー直後に「紅」がスマッシュヒットし一躍注目された。ランクインしても決して不自然ではないと思うのだが。

まあ、でも、89年デビューってのは微妙だな。仮に「90年代邦楽ベスト20」だったとしてもXJAPANは上位にランクインしなかっただろう。90年代といえばやはり95~98年辺りが最高潮だろう。小室系とビーイング系。そしてシャ乱Qやらスピッツやらミスチルやらウルフルズやらイエモンやらのバンド系が、THE90年代だろう。XJAPANは90年代においてもシーンの盛り上がりとズレている。振り返ってみれば、Xは不幸だ。シーンの並に上手い具合に乗っかれば、Xはもっと売れてたよな。もったいない。

その点、尾崎豊は良い。デビューが83年。「卒業」がヒットしブレイクしたのが85年。まさに80年代のど真ん中で活躍したミュージシャンだ。スマステのラテ欄には尾崎の名前も目立つポジションに配されていたので、きっと尾崎は上位なんだろうなと思っていたが、結果は9位。これも微妙である。もっと上じゃないか?

尾崎がランクインした時に流れた映像は、BIRHツアーのアンコールで歌った「15の夜」と「卒業」。そして「I LOVE YOU」のPVの3曲だった。尾崎豊の映像が流れると香取は「なんだこのパワー。この引き込まれる感じ」と言い、ゲストの友近は「ちょっと、正座してもいいですか」と言い、小林克也は「生き方そのものが音楽でした」とコメントした。なんか妙に丁重な扱いだった。やっぱりカリスマだ。

総括すると、あーだこーだ書いてきたが―――個人的な好き嫌いを差し引けば―――それほど不自然なランキングではなかったと思う。順位については基準が不透明なため、すっきりしない点があるものの、20という限られた枠のなかに、80年代を代表する主要なミュージシャンの殆どがフォローされていたのは見事。なかなか見応えがあった。スマステには、ぜひこのシリーズを続けて欲しいものだ。あっ、でも、このシリーズは80年代だから面白いのかもしれないけど。
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Comments

邦楽ニューミュージックベスト20がタイトルだから
アイドルとニューミュージックの線引きは難しいですが,今回のベスト20はアイドルは含まれていないと思います。

チェッカーズあたりは微妙ですが,グループは甘めになっているような気がします。
自作かどうかという点でも,チェッカーズはデビュー時はしてなかったので,その点でも微妙です。

私は10位くらいで帰宅し,「聖子さん入ってないかな」と思って見始めましたが,すぐ「アイドルは入ってないな」と気付きました。
アイドルの領域は超えていると思いますが,今回はしかたがないかな。
Posted at 2008.05.11 (04:04) by shin (URL) | [編集]
私は89年当時に中一でしたが、確かにBOOWYは人気ありましたよ。氷室がカリスマみたいな感じで,伝説化してました。私は80年代は小学生であまり音楽番組とか歌手に熱中した覚えはなく、あまりその当時のことは詳しく思い出せませんが。City HunterのEndingのSuper Girlも確かに良い曲だったのですが、TM NetworkのGet Wildの方がインパクトが強かったので、印象が薄くなってしまったようですね。しかもSuper Girlは靖幸の曲とは当時知りませんでした。メディアへの露出自体が他のアーティストと比べ少なかったんじゃないかなぁと思います。多分(私の記憶のなかでは)。
あの当時ほんとに輝ける色んなアーティストいましたからね。渡辺美里のMy Revolutionすごいはやったし、今でも覚えてる。バービーボーイズもかっこよくて大好きでした。プリプリも好きだった。奥居香かわいかったなぁ。
Posted at 2008.05.12 (12:52) by Romi (URL) | [編集]
・shinさん
アイドルは除外されていたみたいですね。チェッカーズは当時はアイドルでしたけど、現在は藤井フミヤが割とアーティストっぽいポジションにいるので優遇されたのかな、と思いました。


・Romiさん
シティハンターと言えば「Get Wild」ですからね。「Get Wild」の前ではスーパーガールの印象は残念ながら薄いですね。でも、岡村靖幸の曲の中では、唯一有名なアニメとのタイアップ曲なので、他の曲と比べたらスーパーガールは有名な方でしょうね。
80年代のア-ティストは洋楽も邦楽もどちらもカッコいいですね。
Posted at 2008.05.12 (22:32) by yuji (URL) | [編集]
おじゃまします。
見終わって、モヤモヤしてしまいました。シャネルズ(ラッツ&スター)、山下達郎さんが入ってないのはナゼでしょう・・・。いずれもドゥワップ、R&Bを邦楽に取り入れたパイオニア的存在で、ヒット曲も沢山ありますよね・・・。サザンも70年代の終わりにデビューし、80年代に大ブレークしたバンドですよね。山下さん、サザンは今なお現役だから別格なんでしょうか。
Posted at 2008.05.13 (00:56) by Nene (URL) | [編集]
どうも
コメントありがとうございます。
ほんとだ、サザンが入っていないのはおかしいですね。サザンが1位でも決して不自然じゃないくらい80年代に大活躍したバンドですもんね。山下達郎さんは歌っている姿の映像がないからかなぁ、なんて思いましたが、どうなんでしょう。20しか枠がないので、仕方ないのかもしれませんが、それでもサザンはランキングされているべきミュージシャンだと思います。
Posted at 2008.05.14 (00:17) by yuji (URL) | [編集]
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