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葬式

●葬式の思い出
昨日と今日は父方の祖母の葬式だった。葬式に参加したのは2回目だ。1回目の葬式、つまり僕が生まれて初めて参加(参加って言わないか)した葬式はまだ小学生低学年の頃だった。その時は、母方の祖父の葬式だったのだが、身内は皆号泣していた。皆一様にむせび泣いていた。これは、子供心にかなりインパクトがあった。今でも鮮明に記憶に残っていてるのは通夜の前に遺体を棺おけに移動させる場面だ。
その時僕はいとこ達と公園で遊んでいた。その遊びが異様に楽しくてもう祖父が死んだことすら忘れるくらい楽しかった。で、「あ~楽しかったなあ」と思いつつ祖父の家に戻ると、ちょうど布団に横たわった遺体を棺おけに移動させてるところだった。もう死後硬直ははじまっているため、持ち上げたり動かすたびに体からミシミシ音がする。苦心して棺おけに移動させた後も、手をお腹のあたりに持っていき、指を一本一本交互に組ませるのだけど、その作業の際もミシミシ…。その模様を見て身内はみんな凄まじいほどに泣いている。夏だったから、棺おけに入れる作業をしている葬儀屋の人は汗だくで、身内は泣きながらも「タオルタオル。タオル持ってこさせないと」と言っていたことをなぜかよく覚えている。当時10歳くらいだった僕にとって、大人の泣いている姿と死後硬直した状態の体を動かした時の「ミシミシ」という音は強烈だった。僕はそれまで公園でいとこ達と愉快に遊んでいたのに、突然このような場面に対面し複雑な気持ちになった。今でも軽いトラウマなんだよなぁ。

今回の葬式は1回目の葬式と比べたらあっさりしていた。祖母は80を超えていたし、突発的な死ではなく半年前くらい前に余命が宣告されていたこともあり、深い悲しみはなかったようだ。号泣どころか涙目の人すら居なく「まあこんなもんかな」と思った。やっぱり、ちゃんとある程度まで長生きして、ゆっくりと死に向かっていく過程があれば、悲しみは軽減されるものなんだなあ。逆に言えば、突発的な若い死ほど、人を悲しませるものはない(HIDEとか尾崎豊とか)。でもさすがに棺おけに釘を刺す最後の瞬間、父は泣きそうになってたけどねぇ…まぁまぁ。

●笑えば、いいと思うよ
葬式といえば普段は滅多に合わない親戚との再会である。これ、個人的には大嫌いだ。反吐が出るぜ。母方の身内は普段から交流があるし、同じ地域に住んでいるし、年齢が近い従兄弟がたくさんいるしと、仲が良いからまだいいのだけど、父方の方の親戚は地理的な関係もあって疎遠だ。だから、妙な距離感が生じる。疎遠な身内が集まった時のあの独特な雰囲気が苦手。そんな気まずい雰囲気のなかで、僕を〝いじってくる〟陽気なジジイ(名前も知らない)はもっと苦手だ。例えば弁当を食べていると、
「弁当まだ余ってるから食べな」
「もういいです」
「もっと食べないと大きくなれないぞ、あっ、もう大きいか。ガハハハハ」
…みたいな。
こんなときどんな顔すればいいのだろう?笑えないよ。
このような低レベルの冗談をずーっと浴びていて、ひとつ気付いたことがある。それは結局年寄り連中の笑いのツボは〝笑点〟なんだってこと。「山田君座布団一枚」的なのが一番受けるようだ。実際に火葬の待ち時間に火葬場を30分くらいかけて一人で歩き回った後(もの凄い広くて立派な火葬場だったので)控え室に戻り、「見学してきた」と僕が話すと例の陽気なジジイが「見学料払ったか。ガハハハハ」とかまして来たので僕はこう言ってやった。「ツケにしときましたよ」と。・・・・・これが予想以上にウケた。よかった。でもなんか自分の中にある大事なものを失ってしまったような気がするのはなぜだろう。
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Posted at 2008.05.28 (11:06) by () | [編集]
若くして亡くなってしまうと、悲しいし悔しいですね。長生きした方が自分のためにも周りの人のためにも良いと思います(当たり前ですけど)。

通夜って結構ホラーですよね。身内だから怖さはないけど冷静に考えれば非日常的ですし。

確かに逆に考えれば靖幸は生命力があるのかもしれないです。でも、薬で命がどんどん損なわれていってるのも事実だと思うのでとにかく今はこの先何年費やしてもいいので純化して欲しいです。そうすればDATEが出来るかも。



Posted at 2008.05.30 (00:14) by yuji (URL) | [編集]
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