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みつめていたいの!

今月号の「ダ・ヴィンチ」で特集されている「チーム男子」が興味深い内容だった。「チーム男子」とは今年の2月に発売された「TEAM! チーム男子を語ろう朝まで!」という書籍を発端とし、現在密かに流行っている現象だそうだ。「チーム男子」の意味は、

なにかのもとに集まって、なにかのために結束して、なにかのために涙して、そこに立ち入る隙がなければないほどに、女子心はときめくわけです。それがチーム男子

立ち入れないから、立ち入りたくないからそう、あえて立ち入りたいわけじゃない「みつめていたいの!みていたいの!」永遠に。それがチーム男子


だそうである。今のところはいわゆる腐女子が語る、メガネ男子やらBLやらスーツ男子やらと同じ系統の言葉として語られているようだが、「チーム男子」という概念はもしかしたら今後かなりのポピュラリティを獲得するかもしれない。僕なんかチーム男子の特集記事を読んで「なるほどねぇ~、そっかそっか」と思わず感心してしまったくらいだ。単なる萌え属性の一つに収まるのがもったいない程深い。個人的には心理学の教科書なんかに掲載されても良いくらいの概念だと思う。

「チーム男子」の特徴の一つに、特定の誰かを愛すのではなく、そのチーム(男子の集団)が織り成すドラマを愛す、というのがある。個人ではなく集団の関係性に萌えるのだ。もちろんそのチームのなかの特定の誰かに想いを寄せる場合もあるだろうが、基本はチームを愛しているのだ。これは裏を返せばチームのなかには、不必要な人は一人も存在しないということになる。個人的にはこの点が「チーム男子」という属性のミソなんじゃないかと思う。

ダヴィンチの記事では「ジャニーズ」やドラマ「ルーキーズ」辺りを例に用いて「チーム男子」を解説していたけど、もっと分かりやすい例は「スラムダンク」だろう。あれこそ「チーム男子」の最も王道だろう。桜木、流川、三井、宮城、赤木の5人が全国制覇という目標のため猛練習し、時には激しく喧嘩し、友情を深め、試合に負けては涙し、頑張る姿はまさにチーム男子の最高傑作だ。

考えてみれば、少年漫画には「チーム男子」的な要素が多い。ハンターハンターだってそうだ。キメラアント編でハンターたちは綿密に作戦会議をして、宮殿に突入した後、蟻をやっつけるという一つの目的のため命をかけて戦う。ドラゴンボールもそうだ。悟空たちは協力し合ってピッコロ大魔王やフリーザを倒している。はじめは敵だったべジータやピッコロが後に仲間になるというのも「チーム男子」的だ。漫画以外でもたくさんある。お笑いだったら「ダウンタウンのごっつええ感じ」だろうか。松本、浜田、板尾、今田、東野、ホンコンの6人が繰り出す笑いには「チーム男子」的な傾向があったように今思えば感じる。

バンドもそうだ。バンドの熱狂的な女性ファンは「チーム男子」の作用により、そのバンドがより魅力的に映っているのだろう。だから、バンドに一人くらいさえないメンバーが居たとしても許容されるのだろう。ルナシーの真也や嵐の大野にも熱い声援が送られる理由は「チーム男子」の作用が一因にあるんだろうな(真也と大野は才能あるし個人的には好きですが…とフォローしておく)。

あと、もうひとつ面白かったのは、「女子が『チーム男子』を認めるということは自分が女に生まれてきたことへの後悔でもある。そこに加わることが出来ないジレンマ。傍観者であるしかない悔しさ。けれど、「チーム男子」の楽しさを深く理解できるのは女性だけの特権である」みたいな内容の文章があった。これを読んで思ったことは、岡村靖幸が喜んで食いつきそうな話題だなってこと。もし今「純愛カウンセリング」の対談を行うんだったら、絶対「チーム男子」を取り上げてただろうな。「チーム男子」を見つめる女子ってのは健気だし淡いし純愛だしね。岡村ちゃんの大好物だもの。

付記
以前「バンドの強み」という記事を書いた。文中の「バンドを組むことでのプラスアルファ」というのはまさに「チーム男子」のことだったんだな。
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Comments

No title
>女子が『チーム男子』を認めるということは自分が女に生まれてきたことへの後悔でもある。そこに加わることが出来ないジレンマ。傍観者であるしかない悔しさ。けれど、「チーム男子」の楽しさを深く理解できるのは女性だけの特権である

これ凄く納得しますね。中学時代『スラダン』読みながらあの世界に、男子バスケ部の世界に憧れまくってた。湘北も良いけど海南や陵南のチーム感も好きで好きで。
もしかしたら、ラルクにもこういう思いを抱えてたりするのかもなぁ…。
Posted at 2008.07.19 (21:07) by shallow (URL) | [編集]
No title
スラムダンクのチーム感はどれもいい感じですね。あんなカッコイイチーム男子は現実にはなかなか存在しないと思いますが。

楽曲以外でも、ラルクのメンバー4人が織り成す男同士の関係性に惹かれ、ときめいている部分は大いにあると思います。
Posted at 2008.07.20 (02:35) by yuji (URL) | [編集]
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