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Go To DMC

そーとー前から読もう読もうと思っていた人気ギャグ漫画「デトロイト・メタル・シティ(略:DMC)」の1巻を先日読んだ。この漫画は2005年からはじまった比較的新しい漫画で、しかも現在人気急上昇中の漫画だからブックオフなどの中古本屋には、今のところ殆ど出回っていないようだ。故に読むなら買うしかない、という状況みたい。DMCは来月8月23日に映画公開される。主人公である根岸崇一役は演じるのは「デスノート」でL役を演じた松山ケンイチ。〝L役を演じた~〟なんて冠がなくても分かるのだろうか? 僕には松山ケンイチの世間的な知名度がいまいち把握できていないのだが、少なくともLを演じた人がやるような役ではない、ってことは分かる。もうちょっと仕事を選んだ方がいいのでは?と思う。

DMCはどのような漫画かというと、―――主人公の根岸くんはカヒミ・カリィのようなオシャレでポップな音楽を愛するひ弱な青年。カヒミ・カリィが好き、というのは根岸くんの人柄を象徴するひとつの記号のようなもので、他にもフリッパーズギターやらアメリ(フランス映画)やら代官山やらミルクティーやらスウェディッシュやらスイーツやらオープンカフェやら…を愛好している。上記に挙げたワードからプンプン匂ってくる生温か~い感じがお分かり頂けるだろうか。DMCを未読の人ならば普通に良い趣味だと思われるかもしれないが…。根岸君はキモいのだ。ナヨナヨしていて気弱でオカマみたいな奴が「スウェディッシュポップはいいよね~」とか言っている様子が非常にムカツク、というかダサダサに見えるような描き方がされている。
そんな根岸君がひょんな経緯から、自分のやりたい音楽とは正反対の悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のボーカル・ヨハネ・クラウザーII世として活動することになる。ひ弱な根岸君だが、初期のXあるいは聖飢魔Ⅱのようなド派手なメイクと衣装を纏うことで人格が変わり、ステージ上で過激にパフォーマンスする。「ボクがやりたいのはこんなんじゃないのにっ」と思いつつも、周りの怖い人たち(女社長)に責め立てられ、ひ弱な根岸君は半ば強制的にステージ上に立たされる。根岸君はヤケクソあるいは自暴自棄気味にパフォーマンスする。その度にオーディエンスは熱狂。よりカリスマになっていく。その様をギャグ満載で描いている。

Lと根岸君では何もかもが180度ちがう。というか次元が違う。松山ケンイチのイメージが壊れる様な気がしないでもない。それに、根岸君(クラウザーさん)のステージ上のパフォーマンスは非常に過激だ。倫理的にアウトな言葉がたくさんある。それ以前にこの漫画自体がかなり下品だ。松山ケンイチのファン(若い女性が多いだろう)が映画公開前に予習しておこうと思い、この漫画を読んだらきっとドン引きしてしまうのではないか。…まあそれはそれで面白いけど(いや、面白くないか)。

DMCを読んで思ったのだが、根岸君のモチーフってXのTOSHIなのかな?TOSHIも普段はロックを聴かず、癒し系のヒーリングミュージックやフォークソングを愛好している。YOSHIKI曰く「Xのメンバーでもっとも普通な人」であったTOSHI。しかしステージ上では髪を逆立て化粧をし体育会系の不良のような煽りをガンガンやっていた。まさに根岸とクラウザーさんの関係は出山とTOSHIなのではないか。

と、まあ、いろいろ書いたが「デトロイト・メタル・シティ」の映画公開日は8月23日。YOUTUBEの予告映像でクラウザーさんの格好をしてシャウトする松山ケンイチの姿が不覚にもカッコイイと思ってしまった。公開されたら見に行こう。Go To DMC。


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Comments

yujiさんの記事はいつもどれも素晴らしいですね。この映画、絶対観に行こう!って思わせられました。
Posted at 2008.07.24 (02:01) by 志織 (URL) | [編集]
No title
ありがとうございます。面白そうですよね。予告映像の出来も良いですし。楽しみだ。
Posted at 2008.07.24 (08:45) by yuji (URL) | [編集]
No title
松山ケンイチ大好きです。
正直彼はデスノートのLでしか見たことないけど、かなりの演技力だと思いました。前おしゃれ関係に出てた時、急に都会人ぶってかっこつけるのはおかしいと言って青森弁で話してたりして、面白い人だなと思いかなり好印象です。DMCは映画館には行かないかもだけど、DVDレンタルしようかな。Yujiさん見たらまたレビューよろしくお願いします。
Posted at 2008.07.24 (10:34) by Romi (URL) | [編集]
No title
僕も松山ケンイチはLのイメージが強烈で普段の人柄(キャラ)がよく把握できていないのですが、面白い人なんですね。青森弁ではなしているのも好感がもてますね。

はい、たぶんレビュー書くと思います。
Posted at 2008.07.24 (19:03) by yuji (URL) | [編集]
No title
本来オシャレとされてきた渋谷系が果てしなくダサく見えてしまう漫画。まさに革命だと思いました。もっとも、最近はつまんなくなってきてますが…。これ、90年代に連載してたらもっと衝撃的だっただろうな…。
Posted at 2008.07.24 (22:55) by shallow (URL) | [編集]
No title
えっ、最近はつまらないんですか。なんだか、もったいないですね。こんな面白い設定なのに。
予告編映像は殆ど(すべて?)1巻からのエピソードみたいだし、DMCは1巻だけ読んでおけばOKなんでしょうかね。
Posted at 2008.07.25 (00:53) by yuji (URL) | [編集]
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