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岡村靖幸で「Peach Show '89」 全曲実況

プロローグ★★★
本編のライブ映像に入る前に、岡村靖幸の初期映像作品ではお馴染みのスタジオ映像(例の背景が白い空間)からはじまる。
お菓子の袋やテレビのリモコンやジーンズなどが無造作に置かれてある生活感溢れるベッドが白い空間にポツンと配されている。そこに赤のパンツに黒を基調としたアロハシャツを着た岡村靖幸が登場。ベッドの上で赤のパンツ(ズボン)を脱ぎジーンズに着替える(この映像は、カメラはベッドの真上から定点で撮られた映像なので、岡村靖幸がズボンを脱いでもパンツは見えないようになっている)。着替え終わりベッドに寝転ぶ岡村靖幸。テレビをつけ、ニュース番組や通販番組(?)などザッピングする。お気に入りの番組が無かったのか「ダぁ~メでしょ!」と独特のイントネーションではき捨てる岡村靖幸。テレビを諦めた岡村ちゃんは携帯電話を取り出し、どこかにかける(80年代に携帯が!しかも二つ折りの!たぶん玩具の携帯電話だろう)。

玩具の携帯で誰かに電話をかけると岡村ちゃんは「もすもす、うん、岡村ちゃん」と話す。この時期既に〝岡村ちゃん〟というあだ名が定着していたのか。自分から電話をかけたにも関わらず「うん…うん、うん、あっそう…うん、やだ、俺もう寝ちゃうからダメ。だめだって。それじゃあね~」と言い、切ってしまう。…寝るなら電話かけるなよ、ていうか電話の一人芝居下手だな。電話の後、布団を顔までかぶせ本当に寝ようとする所でスタジオ映像は終わり。

1.友人のふり★★★★★
一応ここから本編なのだが、MC&弾き語りである。MCといっても、素の喋りではなく完璧にキャラに入りきった状態でのセリフ口調MCだ。水色のごわごわした、いかにも王子風の衣装の上に薄手の白のスカーフをネクタイのように首に巻いている、といった派手な岡村靖幸がキーボードを前に座り、白ワインを飲んでいる。「何に乾杯しようかな~、えっ?革命のために乾杯?」とかなんとか意味の分からないMCが一通り終わったあと弾き語りで「友人のふり」を演奏。一番しか歌われないのだが残念だが、このショートバージョンの「友人のふり」のクオリティが異様に高い。弾き語りで歌われることで、「友人のふり」という楽曲に宿命的に宿っている切なさがより明確にに浮き彫りにされている。

2.Co'mon★★★
「ほんとは仕事の話なんてしたくないんだ」とか「君とベッドの中で抱きしめあうためだぜベイベー」などなどの弾き語りMCが一通り終わった後、「Co'mon」へ。これも全部歌うのではなくさわりだけ歌うのみ。途中からなぜか、客と長く壮絶なコール&レスポンスをしている。最後は「ドンドンスカスカドンスカスカファー」と早口で岡村靖幸が歌い客がレスポンス出来なくなり終了。

3.聖書(バイブル)★★
キーボードの前に出てきて「君が助けてくれないから酔っ払いになっちゃった」とか「もう寂しい夜はごめんだ」などなど、相変らずな感じで一通り絶叫したあと、またキーボードに戻り「聖書」の弾き語りがスタート。これもさわりだけ。一番のBメロまでしか歌われない。原曲よりもスローなテンポで歌われている。サビ前の「僕の方がいいじゃない」を何度も繰り返し叫ぶように歌っている。

4.Vegetable★★★
このライブDVDの特徴は容赦なく編集がされている点である。ブツブツ切れている。だいたい42分のDVDであるのに、3曲目の聖書までで既に20分程度過ぎている。つまり残りの20分で10曲(おいおい)。
弾き語りのあとは編集のぶつ切りにより突然画面が華やかになる。バンドサウンドになり岡村ちゃんの衣装も派手に変わる。この衣装は何なんだろう?ピンクのカーボーイという表現が一番適しているだろうか。そんな派手な衣装を纏った岡村靖幸は、なんとセットの下手にあるすべり台から登場する。岡村靖幸がすべってくるのだ!今じゃ考えられない。最高すぎる。やっぱりスターだよ、この人。ギターを弾きながら「Vegetable」を歌っているのだが、ブツブツ編集により若干20秒程度で次の曲へ。

5.Water Bed★★★
原曲よりやや早めのアレンジで歌われている。汗で顔がてかっている感じがジュリーのように見える。この曲も編集により僅か数秒で次の曲にいってしまう。

6.ラブタンバリン★★★★★
このトラックは編集がされておらず、フルで収録されている(本来はこれが普通なのだが)。CDの歌声とほぼ変わらない歌唱力で歌われている。要所々々でダンスをキメているものの、基本は歌を丁寧に歌うことに集中しているように伺える。歌い終わった後はバックダンサーと一緒に踊っている。この踊りって、「ライブ家庭教師91」に収録されている「どぉなっちゃってんだよ」の前奏で踊っていたのと同じような気がする。

7.生徒会長★★★★
金色のキラキラしたバスローブと同じく金色のズボンに衣装チェンジ。相変らず派手である。超高速バージョンの「生徒会長」。これは爽快。フォーンの唸りがJBを彷彿させるほど濃厚なファンクネスだ。スウィングしまくっている。

8.うちあわせ★★
衣装は、らくだ色の長袖シャツに下は金色のズボン。途中の踊りが笑いを誘う動きだ。FUJIWARAの原西のギャグみたいな動きだ。数秒で次の曲へ。

9.SUPER GIRL★★
ピンクのカーボーイにもどる。「ほんとのダンスチャンスロマンスはさぁ、自分達次第なんだぜ、わかってんの?わかってんの?」と煽っている。また数秒で次の曲へ。この辺は特にブツブツ編集がヒドイ。

10.PUNCH↑★★
マイケルジャクソンが全盛の頃着ていたような赤のジャケット(背中にはピーチマークが刺繍されている)。「でもさベッドの上じゃ靖幸にはかなわないぜ」の所で、跳び箱に飛び乗り腰を振っている。

11.19才の秘かな欲望★★★
衣装は、ワインレッドのバスローブ風のジャケット。よりによってこの曲はフルで収録されている。急に編集が凝った作りになっており、まるでPVのように岡村靖幸の映像がこまめに散りばめられている。これは良い。

12.Shining★★★★★
ファンクではよく使われる「good god」のかけ声と共にはじまる「Shining」。このバージョンの「Shining」はバックコーラスが綺麗に響いていて凄く好きなのだけど案の定数秒で終わっているのが悲しい。

13.どんなことして欲しいの僕に★★★★★
演奏は武道館で行われたライブのものだと思うのだが、映像は例のスタジオ映像に差し替えられている。この歌の時に岡村靖幸はパンツ一丁になったようだから、さすがにライブ映像に収録するのはNGだと判断しての処置なのではと予測しているのだが…どうなんだろう。曲の間奏で観客が悲鳴をあげる所があるのだが、そこがまさにパンツ一丁のシーンなのだろう。
白の空間にベッドと跳び箱とシャワールームが配されている。岡村ちゃんがピンクの机に座り勉強しているところへ家庭教師(?)と思われる女性が来て、まあいろいろあるわけだが、これはかなり面白い。笑える。抱腹絶倒である。もうね、ほんっとうに岡村ちゃんが気持ち悪いんだよ(もちろん褒め言葉です)。

14.だいすき★★★★★
子供が20人くらい岡村靖幸の周りに集まり、だいすきを歌っている。非常に微笑ましくハートウォーミングな「だいすき」だ。2番の歌いだしでの所で前の席の方の客席が映るのだが、殆どが女性でみんな笑顔だ。なかには岡村靖幸を指差してゲラゲラ笑っている人も居る。凄く雰囲気が良い。
最後はガチガチに緊張した男の子に「おんなのこのために今日は歌うよ」のフレーズを歌わせるのだが、まったく上手く歌えない男の子。しかし「OK、グッドでしょ、なかなかやるじゃん」と褒める岡村靖幸。優しい。この子供達も今は25歳前後だろうか。時の流れは速い。

15.ラブタンバリン(END THEME)★★
ラストはスタジオ映像。白い空間に跳び箱があり岡村靖幸がいろいろとポーズしている。終わり方というかオチがちょっと意外な具合になっている。

総評★★★
シングル「だいすき」がスマッシュヒットし武道館でライブが出来るほど人気が急上昇した、まさに全盛期の岡村靖幸のライブ映像が「Peach Show '89」。ライブの構成は、始めは弾き語りからはじまり、やがてバンドサウンドになる。セットは凝り、衣装も豊富且つ豪華。きっと最高のライブだった…のだろう。しかし編集がブツブツなのだ。M6、11、13、14以外の10曲は全てショートバージョンでの収録。大抵は2~30秒程度。これはきつい。これがXJAPANであればこのような不完全なカタチでリリースされたのなら、それは即ち完全版のリリースの布石となるわけだが、岡村靖幸の場合は現状が現状だけにそうはいかない。

サウンド面は、全体を通じてドラムの音がやけに大きくなっている。ミキシングでどうにかならなかったのだろうか。演奏自体も、後の「ライブ家庭教師91」「ファンシーゲリラ」「シンポジウム」と比較すると、それほど繰り返し聴こうと思えるような中毒性というか引っかかりのようなものがないように思う。しかし、初期ならではとでも言おうか、岡村靖幸の面白い演技がふんだんに見ることが出来る。例のスタジオ映像での岡村靖幸のコントは秀逸なものが多い。特に「どんなことして欲しいの僕に」は見る価値アリ。
yasuyuki
▼岡村靖幸の記事
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Comments

No title
このDVDを買おうと思った決め手は冒頭の弾き語り部分です。弾き語り良くするけど、これだけじっくり拝めるのはPeach Showくらいですよね。友人のふりや聖書ジンジンきちゃいます。女はやっぱり弾き語りされると弱いです。ましてやあんな艶っぽい声で歌われたら、もーぽーっときちゃいます。

「ベイベ、僕がなんで君に電話するかってー、それは仕事が上手く行ってない時とか、愚痴を聞いてほしんだぜ、ベイベ。」えぇ、靖幸そうなのぉ~。と思いながら聞いちゃいます。女性ファン心理をくすぐるトークでございます。シンポジウムとか岡村ちゃん大百科とか、いつも弾き語りトークは面白くて好きですけど。
靖幸ってファンとライブでコミュニケーションとるのどんなアーティストより優れてると思うけど、1対1になるとだめなんですね。音楽と結婚しちゃったのかな。(独り言)
Posted at 2008.07.28 (13:40) by Romi (URL) | [編集]
No title
Peach Showの弾き語りはおもしろいっすね。ぽーっと来ちゃいますか(笑)!?

ちょっと見てて恥ずかしくなりますけど、この頃のナルシストっぷりは近年の岡村ちゃんからはあまり見られないので貴重かもしれないですね。
Posted at 2008.07.28 (20:04) by yuji (URL) | [編集]
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