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岡村靖幸のダンスを舐めるなよ

岡村靖幸のデビューのきっかけは『ダンス』だった。歌手の前に作曲家としてデビューしていた岡村靖幸は、渡辺美里や鈴木雅之にクオリティの高い曲を提供していた。ある日、渡辺美里のレコーディングスタジオに曲の提供者として訪れた岡村靖幸は、スタジオに流れていた音楽に身を委ね、ダンスをはじめた。フリーダム且つ独創的なダンスを急にはじめたのだ。そのダンスを見た渡辺美里は「わぁ~、岡村君すごーい」と賞賛。やがてその場に居たプロデューサーの目にとまり(そのプロデューサーは岡村靖幸のダンスを見て「輝いている」と口にしたという)歌手としてのデビューが決定したそうだ。あの時あの場所でダンスをしなければ岡村靖幸のシンガーソングライターアンドダンサーという多彩な才能は世に知られず埋もれたままであったかもしれない。作曲家として細々と活動し、やがて音楽業界からフェイドアウトしていたかもしれない。まさにターニングポイントとなる運命のダンスだったと言えるだろう。

上記の「岡村靖幸の珍デビュー話」は岡村ファンなら誰もが知っている有名なエピソードだ。ちなみに、岡村靖幸の親友・尾崎豊はSFロックステーションというラジオ番組にゲスト出演した際、岡村靖幸のデビューのきっかけ話を笑いながら楽しそうに話していた。尾崎豊でも知っていたくらい超メジャーなエピソードのようだ。有名なエピソードだが、岡村靖幸がそのレコーディングスタジオの片隅で実際どのようなダンスをしたのかは全く知られていない。渡辺美里が「わぁ~、岡村君すごーい」と言い、プロデューサーに「輝いている」とまで言わしめるダンスとは一体どんなダンスだったのだろう?ここからは想像を膨らませるしかないわけだが、一ついえることは、流れる音楽に対して、リズムを取り肩を揺らす程度のダンスではなかったということ。個人的に思うに、がむしゃらに踊っていたのだと思う。もう周りのホコリは立ちまくり、床からはドタドタ騒音のように音をたて、汗を掻き必死にダンスしていたのだと思う。もの凄い必死なのに、顔はふてぶてしいほどにナルシスティックにキメキメで…、要は僕達が知っている「愛すべき岡村ちゃん」的なフェロモンを周りに発散していたのではないかと思う。そのフェロモンにヤラれたプロデューサーは思わず「デビューしちゃいなよ」と声をかけてしまったのだろう(もちろん全て想像だけど)。

「岡村靖幸のダンスを舐めるなよ」というタイトル先行の本記事を書くにあたり、岡村靖幸のダンスのどこに注目すべきか最近ずーっと考えていたのだが、その答えは、「ダンスひとつでもってエピックからのデビューを勝ち取った」という点に尽きるのではないか、と思う。技術的な面から岡村靖幸のダンスを見れば、決して超絶に上手いダンサーというわけではないだろう。岡村靖幸よりも上手いダンサーは山程存在するだろう。しかしその山程存在するダンサーの内の一人が、もし渡辺美里のレコーディングスタジオの片隅でダンスをしはじめてもプロデューサーの目にはとまらないだろう。デビューまで漕ぎ着けないだろう。しかし岡村靖幸はデビュー出来た。テクニック云々を遥かに超越したものが岡村靖幸のダンスにはあったからだ。端的に言えば、岡村靖幸のダンスは個性的で面白いのだ。具体的にどこがどのように面白いのかを言葉で表現するのは困難なので、『ハレンチ』のPVを視聴しながら岡村靖幸のダンスの面白さを検証しよう。

なぜ数ある動画の中から『ハレンチ』のPVにしたかというと、このPVに登場するバックダンサー二人ははっきり言って岡村靖幸よりダンスが上手いからだ。素人目に見てもバックダンサーの踊りの方が洗練されている。しかし、岡村靖幸のダンスに注目してもらいたい!なんだこの吸引力は!どうしても岡村靖幸に目が行ってしまうではないか。まずは、34秒。ダンスの時の顔の気合の入り方が一線を画している。そして、1:28~1:38。これ見ると毎回笑ってしまうのだけど、このカクカクダンスは明らかに変だ。しかしバックダンサーの二人も同じようなカクカクダンスをしているが彼らは変じゃない。岡村靖幸だけが変なのだ。同じダンスをしているのにこれほどまでに独創的になってしまう岡村靖幸はやはり変態なのか?極めつけは3:37秒当たり。転んじゃってるのだが…失敗したのか?このがむしゃら感が堪らない。

思えば岡村靖幸のように、思うがままに、体が動くままに、感情の赴くままに、ダンスをしているミュージシャンは殆ど居ない。エイベックス系のミュージシャンはよく踊っているが、あれはあらかじめ振り付けの施されたダンスを練習して踊っているだけだ(それだけでも十分凄いけど)。岡村靖幸のようにその瞬間瞬間を自己表現するためにダンスをするミュージシャンはなかなかいない。即興で踊ることは勇気のいることだと思う。失敗するかもしれないし、笑われるかもしれないし。それでも、がむしゃらに踊る岡村靖幸は例のプロデューサーが20数年前、口にしたように「輝いている」のだろう。岡村靖幸のダンスを舐めるなよ!

岡村靖幸の記事

●今日の写真
matahato
最近ハトを見つけると写メの用意をしている自分が居る。「今日の写真」というより「今日のハト」だな。
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Comments

岡村ちゃんにとってダンスは切り離せないものですよね。本当、個性的でファンでも少し恥ずかしくなる時(笑ってしまう)あります。でも、それがセクシーでたまらないんですよねv-10←男性は違うかなv-236
ダンスの途中で変顔したり、どうだみたいな顔したり・・・と表情でも表現してて。

「デビューしちゃいなよ」ってジャニーズみたい。
「You デビューしちゃいなよ」「オゲェ」 なんて。

私は、まだファン歴が浅く(2ヶ月くらい)今、必死でCDやDVDを集めているところです。いろいろ情報を見たい・知りたいケド・・なかなか思い通りにいかないものです。   yujiさん!!2ヶ年計画ちゃんと実行してくださいねv-81
すごーく期待しております。
Posted at 2008.09.24 (23:43) by 楽子 (URL) | [編集]
岡村ちゃんという人は、ほんとに面白いですよね。まったく飽きない。不思議な人です。
Posted at 2008.09.25 (01:57) by 志織 (URL) | [編集]
岡村ちゃんは音楽があると自然に踊りたくなっちゃう人だと思うので、遅かれ早かれ誰かの目にとまってデビューしてたと思います。よく岡村ちゃん自分のことラッキーっていうけど、全て必然だと思います。2004年のAERAの記事によると ”ある日、レコーディングで、突如、歌いながらマイケル・ジャクソンのダンスを披露して周囲をあっといわせ、見る間にソロデビュー。” らしいです。
Posted at 2008.09.25 (09:20) by Romi (URL) | [編集]
●楽子さん
切り離せませんね、岡村ちゃんとダンスは。男性ファンとしては「セクシーでたまらない」というよりは「さすが岡村ちゃん、カッコイイぞ」って感じです。女性ファンとは微妙に感じ方が違うかもしれません。

ファンになってまだ2ヶ月とは驚きです。何をきっかけにファンになったのかが気になります。頑張ってCDとDVD集めてください。今はあんまり売ってないですけど…。

2カ年計画は、実行しますよ。このペースで書き続けるとすぐ終わりそうですが。

●志織さん
何をやっても、独創的になってしまう岡村ちゃんは不思議な人ですね。面白い。

●Romiさん
マイケルジャクソンのダンスだったんですね!マイケルキックしたのかな(笑)想像するとかなり面白い。
天才と呼ばれるほどの才能があったのだから、デビューできたのは必然なのかもしれませんね。で、今の状況も悲しいかな必然なのかもしれないっすね…。
Posted at 2008.09.26 (16:25) by yuji (URL) | [編集]
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