スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

シフォン主義/相対性理論

「本屋大賞」に対抗して作られ、今年からはじまった「CDショップ大賞」。全国のCDショップで働く店員(アルバイトも含む)が邦楽のなかからお勧めのCDを投票し、候補作品をある程度絞りこんだ後、二次投票で上位10作品を決め、発表するという形式だそうだ。で、今回見事に記念すべき第1回「CDショップ大賞」を受賞したのが相対性理論の「シフォン主義」。「相対性理論」がアーティスト名で「シフォン主義」が作品名である。なんかネーミングが「けっ、なんじゃそら」って感じですが、何気に気になっていたので「シフォン主義」を買ってみた。

「シフォン主義」は5曲入りのミニアルバムで値段は1000円。どうやらインディーズ作品らしい。インディーズがなぜ大賞なんて取れたのだろう?だって2位がパフュームだし10位以内には宇多田やらミスチルがいるし。そんな中で、なぜインディーズ作品が1位なんだろう?と疑問に感じていたのだが、どうやら、その理由はCDショップ大賞のコンセプトが関係しているらしい。「この国は、過小評価されている作品が多すぎる」「素晴らしい作品、アーティストとの出会いをもたらす場にしたい」というのがCDショップ大賞のコンセプトというか思惑らしい。そういう意味では「CDショップ大賞」の大賞作品に「シフォン主義」というのは相応しい。だって誰も知らないもの。

さて、肝心の曲の方だが、音は割りとシンプルで洗練されたギターロックといった感じ。健康的で軽快なバンドサウンドに乗る女性ヴォーカルがかなり特異。抑揚がまったくない素っ気無い歌い方で、淡々と歌っている。声量は皆無。歌が下手なわけではないが上手くもない。1曲目の「スマトラ警備隊」をはじめて聴いたときは「椎名林檎に雰囲気が似ているな」と思ったが、よーく聴いてみると全然似ていない。なんだか不思議な声だ。ハマる人は中毒的にハマるかもしれない。

「シフォン主義」に収録されている5曲のなかできっと一番人気であろう「LOVEずっきゅん」にはちょっとやられた。上述したような不思議系な声で歌われるサビの「ラブ♪ラブ♪ラブずっきゅん♪」には確信犯的なぶりっこが露呈している。もともとこういう声なら別に構わないが「ラブ♪ラブ♪」の部分のやや苦しげに上ずった感じの狙った歌い方とかは聴いていてむず痒い。意外とアキバ系の人達には喜んで受け入れられるかもしれないな。

あと、歌詞。歌詞がかなり井上陽水的。つまり意味不明。言葉の意味よりメロディに乗せたときの語感やその言葉が放つイメージを大事にした歌詞作りになっている。不思議系の声と意味不明な歌詞と軽快なギターロックサウンドが交じり合い、相対性理論ならではの、相対性理論にしか表現することの出来ない音楽が広がっている。

正直、相対性理論の音楽にはハマらなかったけど「CDショップ大賞」にはこれからも注目していこうと思う。「本屋大賞」みたいに魅力的な賞になればいいなぁ。

追記
岡村靖幸もどちらかといえば「CDショップ大賞」向きのアーティストだろうから、この先10位以内にランキングされる可能性も無きにしも非ずですね。インディーズでも可だし。

スポンサーサイト

Leave a comment

Private :

Comments

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
07 09
サブカルの戯言
第332回:10月12日
ツイッターを先取りした「サブカルの戯言」も本日にて終了。332回の戯言のご愛読ありがとうございました!!
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
プロフィール

yuji

Author:yuji

リンク
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
QLOOKアクセス解析