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私生活以外は、僕は完璧な男です!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします…ってもう8日か。この年末年始はいろいろな出来事があったので、ブログに書くネタは山ほどあるのだけど、結局何も書けないまま気がつけば1月8日…。…時の流れの速s(ry。

さて、記念すべき2010年一発目の記事は、1988年11月号のロキノンに掲載されている岡村靖幸のインタビュー記事「私生活以外は、僕は完璧な男です!」の文字起こしです。文字起こしをしたのは僕ではなく紅林さんです。紅林さんとは、年末のチャットに参加してくれた方で、チャット中に上記のインタビューの話題になった際、僕が「それ読んだことないなぁ…」と呟いたら「何なら文字起こしして差し上げましょうか?」と言ってくださったとっても優しい人です。




ROCKIN’ ON JAPAN vol,17 1988 November
P50 「私生活以外は、僕は完璧な男です!」

今後、岡村の作品はメッセージ性が強まります!

デビューから2年、“変わった人”から世代を代表する“共感の人”へと変身する時

私的モチーフから脱却、強まる完全指向。いよいよ自信をつけ、スケール・アップしてゆく岡村靖幸


 不倫の女の子への愛情を生々しくうたって話題の“聖書(バイブル)”に続き、11月2日にはHONDAのCFソングでオンエア中の“だいすき”がリリースされる。この歌もまた岡村にとって新機軸だ。
 岡村の歌は、岡村にしか書けないそのユニークさを武器にしながら、ともすれば私事の範囲で閉じてしまう危険を持っていた。しかし、最近のこの2枚にはきき手に何かを訴えかける積極性が現れている。
 最近の岡村はライヴでも着実に動員をのばし、そしてまたそうした客席のリアクションに気を良くした岡村がどんどん自信をつけていくという構図をもって、文字通りノッてきている。作風もいよいよ個人的な歌から世代的な歌の方へとそのモチーフを変更してきた。
 10、11月はめいっぱいニュー・アルバムのレコーディングに費し(原文のまま。正しくは費やし)、12月は全国をツアー。来るべきブレイクを目前にするかのような岡村の“イキオイ”を感じて欲しい。


インタヴュー=増井修
撮影=小林鷹
スタイリスト=井嶋和
ヘア&メイク=深谷由紀夫
撮影協力=DEP’T STORE



私生活以外は、僕は完璧な男です。

 ▶いよいよ3枚目のLPに向かうわけですが、何か特別に考えていることはありますか。
「ありますね。まず前作と全く違う内容にしようっていうのと、あと――まあこれは大変なんですけど――前作をかなり上回るものを作りたいなっていう。それが一番大事ですね、僕にとっては。」
 ▶今度出た2枚のシングルは入るんですか。
「入らない予定です。」
 ▶両方ともすごくクオリティは高いですけどね。
「いやあ、でもやっぱり入れない予定です。」
 ▶じゃあ、かなりの路線変更をしようみたいな?
「そうですね。路線変更と言っていいかどうかわからないけど、とりあえずみんながびっくりするようなものを。」
 ▶その内容をつっ込んでみる前に、この前出たシングル“バイブル”についてききたいんですが、詩がすごく話題になりましたよね。ただあれ、個人的体験がモチーフというより、今のトレンドみたいなものを考えたところはないですか。
「ええ、まあそれにちかいと言うか、僕の周りのスタッフとかにも35歳くらいの年代の人はたくさんいらっしゃいますし、そういうような雰囲気のある人も周りにいましたしね。まあ僕なんか全然女性関係が無いから、羨ましいなあとか思いつつ、良くないんじゃないかなとか思いまして。だからね、ラジオのディレクターの人とかうちの周りのスタッフから総スカン食うんじゃないかと思ってたんですよ。まずレコード会社の人なんかは、これは発表すんのやめようとか言うと思ってたし、ディレクターの人とかも、これはかけるのはやめようとか言うだろうなって思ってたんですよね。でも発売日が決まっててもう期間がなくてね、そのテーマ以外浮かばなくて、まあいいやっていうんで出したら、苦笑いしつつも発表させてくれたっていう(笑)」
 ▶なるほど。前にインタビューした時、日常場面で自分の方から女の子にアタックできないっていう話がかなり出ましたよね。それは岡村さん個人が変わってると思っていたわけですか、それとも世代的な傾向じゃないかということなんですか。
「最近わかったんです。世代的傾向なんですよ、これは。僕はそういう情けない世代の代表なんですね。だから、それを何とかしなくちゃいけないんですよ、僕達のジェネレーションは。僕よりもっと下は、もっともっとひどいと思うんですよ、きっと」
 ▶もっと全然アタックできないみたいな(笑)。
「と思うんですよ」
 ▶もう女の子にあおられまくってるって?
「そうですね。大変なことですね。オールナイト・フジとか見ると痛感しますよ」
 ▶今までの岡村さんの曲というのは、殆ど全部がすごく個人的な体験をベースにしたものですよね。それがここに来て、トレンドがからんでいたり、俺は世代の代表選手なのかなっていう風に思うようになったというのは、かなり大きな変化を予感させるんですが。
「そうですね。それは今度のLPに反映されます」
 ▶どういう風に?
「メッセージ性が強まるってことですね」
 ▶ああ、やっぱり。
「ええ、もちろん今までのLPもメッセージ性はあるんですけど、その性質が変わるってことですね」
 ▶じゃあ逆に言うと、今までは個人的な体験なり経験なりに寄っかかり過ぎてたっていう感じがあるわけですか。
「いや、ありません。今までは個人的な体験がそのままメッセージだったって言うか、一対一、一対一、一対一っていうようなメッセージだったわけですよね。そういう風に自分の中の想いが一対一に伝わるんじゃなくて、僕達はひとつのジェネレーションだって気付いたわけだから、これからは一対百、一対百っていう風に変わっていくと思うんですよね」
 ▶それって結構責任も出てくることですけど大丈夫ですか。
「頑張ります」
 ▶やる自信はありますか。
「やらないとやっぱりまずいですよ、モテたいのに。どんどんどんどん上の世代にギャルが持ってかれちゃって」
 ▶(笑)
「絶対何とかしなくちゃ駄目ですよ、これは。気付いてる人少ないんですよ」
 ▶そういう風にメッセージ性を強くしたいと思った動機って何ですか。
「だから、この今の現状をどうにかたいっていうのと、それをみんなに気付いてほしいっていうのと。そういう恋愛のことだけだったらまだいいけど――まあ恋愛がものすごく大きいんですけどね――もうちょっと別な社会的な面にも影響してくると思うんですよ、これって。結構恐いんですよね。僕達って子供の頃から受動的で、すごく恵まれてますよね。そうすると、上の世代よりもっともっと立派な人が少ないと思うんですよ。人間って恵まれてないことによって現実の厳しさとかを知っていくでしょ、だから僕達の世代ってそういうのが少ないんじゃないかと」
 ▶そうやって“僕達の世代”っていう形で自分を位置づけたということは、上の世代とはあえて分けるっていうことですよね。でも、例えば上の世代の人に憧れてロックを始めた人っていうのはすごく多いわけで、そういう人にとっては、俺は上とは全然違うんだとかはなかなか言えないと思うんですが。その辺は抵抗無いですか。
「無いです。やっぱり音楽的にはそういう風に上の世代に影響とか受けてますけど、やっぱ全然社会が変わってますし」
 ▶例えば日本の上の世代のミュージシャンで、自分と感覚が共通していると思うような人いますか。
「全くいないですね。初めの頃は、なんで俺の詞ばっかり変なこと言われるんだろうかと思ってね、面白いとか笑えるとか。俺は一生懸命自分のこの深刻なメッセージを書いているのになんでそういうこと言うんだろうとか、なんで俺だけこういう風に疎外されるんだろうとか思って(笑)。小学生の時と変わってないな俺は、とか(笑)。でも最近になって思うのは、やっぱりそういう社会的な状況が違うのかなっていうね。と思うんです。100%正しいかは自信ないけど、そう思ってます、最近は」
 ▶「だいすき」の詞のことなんですけど、今までは恋愛の歌をうたうにしても、苦悩して悶え苦しんでいる状態をそのままうたってるというパターンが多かったですよね。こういう至福の恋愛観をうたったっていうのは初めてじゃないですか。
「初めてかどうかはちょっと疑問だけど、非常に少ないことは確かです」
 ▶なんで少ないんでしょうね。
「モテないからでしょうね。簡単に言って(笑)」
 ▶ということは、そういう至福の恋愛感情を持つ機会がそれほど無かったと?
「それは・・・・・・認めたくないけど確かな事実です」
 ▶ほんとに?しかしその数少ない中でこれが真実なんだーと思った瞬間は、あると。
「ある!!それはあります」
 ▶それが例えば「3週間ハネムーンのふりをして旅に出よう」という気持ちですね。
「それ、もう理想的です(笑)」
 ▶そこでききたいんですが、岡村さんにとって恋愛の社会性っていうのはどういうものなんでしょうか。例えば、周りの人々にもすごく認められた関係として恋愛関係があるっていうのと、不倫みたいに誰にも言えないっていうのとじゃ、圧倒的に後者の方にリアリティを感じる方じゃないかという気がするんですが。
「そうですね、歌の中ではそういうのすごくあるとおもいますね。恋愛に関しては人がどう見ようと関係ないっていうのがあるし。そういう意味ではどうしてもパーソナルな恋愛の歌が多くなるっていうことは、後者の方が多いんじゃないかな」
 ▶例えば連れてかっこいい女っているでしょ。そういう人から見られることを意識した関係っていうのを求める気持ちは強くないですか。
「全然強くないですね。そう言えば、一度もそういう経験したことがないなあ。友達の前に彼女を連れてって、いやあ俺の彼女はどうのこうのみたいなのは。グループ交際とか」
 ▶例えば自分の彼女が人からけなされたらやだと思いません?
「そりゃけなされたら何となく悲しいなとは思うでしょうけど」
 ▶でもそれによって主観が変わってしまうということは無い?
「あり得ないでしょうね」
 ▶そうすると岡村さんにとっての恋愛の関係というのは全くのマンツーマン、主観の極地ですね。
「うん。でもやっぱり、そういうのがいいんだと思いますよ。て言うか、そういうのが美しいと思うし正しいと思うし」
 ▶“聖書”の中の主人公は不倫に対して憤っていますが、道義的な意味合いは全くなくて、本当はうらやましがってんじゃないですか(笑)。
「うん、そうなりますね」
 ▶ライヴの話を少し伺いたいんですが、岡村さんってもともと自分1人で何でも全部作っちゃう人ですよね。そういう人は往々にしてライヴが下手クソだったりするんですが、岡村さんはすごく生き生きとしてるのに驚くんですよ。自分ではライヴが得意だと思います?
「少しずつ少しずつ上手くなってますね。デビューしたての頃はイベントなんかでも色んなことありましたけど、信じらんないくらいウケかった(原文のまま)ことありましてね、やだなあと思いつつ生きてましたけど。最近はやっと少しずつ上手くなってきたのと、周りも少しずつ理解してくれたのとで段々良くなってると思います」
 ▶そうなんですよね。昔は思い込みだけが先行してハズしてしまうことがよくあったんですけど。
「ええ、すごいハズしてましたね」
 ▶それが無くなってきましたよね。
「少しずつね」
 ▶それは何ですか。落ち着きですか。慣れですか。自信ですか。
「いや、多分受け手側の変化が大きいと思いますね。あのね、僕はちょっとウケてないと思うとキレちゃう方ですからね。ウケてるなウケてるな、と思うと段々自分が戻せるっていうか、落ち着いてくるという」
 ▶なるほど、ウケてないと一気にショートしちゃうんだ。
「もンのすごいキレます。デビューしたばっかりの頃のイベントでは大変なことがたくさんありました」
 ▶例えば?
「色々あってですね、例えば、3つぐらいのバンドのテレビのイベントがあって、2番目くらいに出て、OK!!みたいな感じでやってたんですけど、僕のファンじゃない人が座ってんですね。立ってくんないんですよ。かなりもうブチッとキレちゃって、1曲目からステージ降りて、座ってる人の目の前でガッシガッシに踊り狂ってね(笑)、それはそれはもう死ぬ程踊って、声とかも出なくなってぼろぼろになりつつも下をずっと走り回ってたりとか。そういう悲惨なことたくさんありましたよ(笑)」
 ▶それ結果的にウケたんですか。
「いや、それはそれで終わり(笑)」
 ▶(笑)ステージに立つのって好きですか。
「好きですよ。最近ね。最近好きです」
 ▶これからレコーディングですよね。
「今ずっとレコーディングやってるんですけどね」
 ▶だいたいどういう感じでやってるんですか。
「あのね、すぽすぽすぽすぽ浮かんだ時に、マネージャーにスタジオ1週間取って下さい、つって録って、んでまたリハーサルやってる途中とかに浮かんだら、夜の11時とかでも取りなさい!!っつってそいでまた3日ぐらい取ってもらってすぽすぽっと録ってっていうそういう感じですね」
 ▶(笑)すぽすぽ、ですか。
「そう」
 ▶だけど、すぽすぽとひらめいたと思ってスタジオ予約して、いざ入ってみたら何もひらめいてなかったとかそういうことはないですか。
「今までそれがないんですね、これがまた」
 ▶へぇー。これがいいなと思ってずーっとやって、翌日聴き通してみたらやっぱり良くなかったとか、そういう迷い方はないの?
「ないですね、今んとこ」
 ▶創っている時に他人の視線っていうのは気になりませんか。
「今までは全くないです。これからあるかどうかはわかんないけど」
 ▶うーん、しかし、そんな確信的に作ってていいのかなとか思いません?
「そう言われるとそうかもしんない。でもあんまり物事意識しないで作ってるから」
 ▶でも、そういう意味じゃ無茶苦茶幸せですね。
「あっ、そうです、もう私生活以外は完璧ですよ、僕は。私生活以外は完璧な男として有名なんですよ(笑)」
 ▶(笑)だけど、私生活で何がそんなに不満なわけ?
「私生活ね、どういつ生活を送っているかっていうのはあんまりしゃべりたくないんですけど、まずですね、うちは人から電話がかかってきません」
 ▶何ですかそりゃ(笑)
「そしてですね、僕がすごい淋しいなあと思って電話かけられる人が3人しかいません」
 ▶3人もいるんですか。
「3人もいます。3人って多いかなあ(笑)。でもその人達が忙しくってなかなかいません。そうするとですね、もうどうしていいかわからないという(笑)」
 ▶それで思わず音楽作っちゃうっていうことですか。
「それとはまた違いますけどね。すごい淋しい生活は送ってます」
 ▶だけどステージでキャーキャー言われるし、レコードもすごく支持されてるんだし、そういうとこまで本当の自分だと思わないわけ?
「ああ、それを私生活とするんだったらそこの部分の私生活は完璧かな・・・・・・わかった!!俺の家ん中!!いったん家ん中に入ると、その生活が淋しいんだ」
 ▶じゃあいつも家の外にいればいいじゃない。
「・・・・・・・・・そういうわけにはいかないでしょ(笑)」
 ▶でも、そうやって淋しがって悶え苦しんでる自分も好きでしょ?
「嫌いですねェ」
 ▶どうして?
「わからないけど、淋しくて淋しくてどうしていいのかわからないですからねえ」
 ▶突発的な質問ですけど、岡村さんが音楽活動してく上での一番の野望って何です?
「やっぱり・・・・・・革命を起こすことですね」
 ▶シーンを塗り変えるとか?
「はい」
 ▶なんでシーンを塗り変えたいんですか。
「やっぱり・・・・・・・・・いや、これを言うと人の悪口になっちゃうからあんまり言いたくないんですけど・・・・・・」
 ▶あまりに周りにクズが多いからみたいな?
「いや(笑)、とりあえず僕は自分の音楽が一番好きなんですよ。自分のレコードを一番よく聴くし。だから、自分の好みの音楽がたくさんヒット・チャートに入ってるといいなということで」
 ▶こういう野望はないんですか。音楽を作っていくことによって自分の日常を救いたいという。
「あります。もンのすごくありますよ、それは。それがなくなっちゃったらもうすごい大変なことになると思う。やっぱりそれが自分の中で80〜90%占めてると思います」
 ▶だけど、日常というのはいい音楽を作っていくと救われるものなんですか。
「救われますよ」
 ▶例えばその革命を起こせば自分の日常は救われる?
「うん、救われます。どうしてかって言うと、あのね、高校の時、僕は音楽一生懸命やってなかったんですよ。高校1、2年の時は音楽に関してはただのリスナーだったんですね。そん時はミュージシャンになろうなんて夢にも思ってなかったし、かと言って他に才能があるとも思えなかったし、自分にしか出来ないことがあるとは全然思えなかったんですね。そういう自分を認めるのはすごく悲しかったし。でも今はそういうことはないわけでしょう。自分がヒット・チャートの歴史を変えられたら、ああ俺にはこういうことが出来たんだっていう風に自分を納得出来るわけでしょ。あとやっぱり、僕達のこの情けないジェネレーションを救わなきゃいけないんだっていうようにね、そういう風に自分にはやるべきことがあるんだって気付けたわけでしょ。それはやっぱり幸せですよ」
 ▶うんうん、そうやって音楽やっていくことの意義が見出せるっていうのはすごくわかるんですよ。ただ、さっき言ってたような、部屋にいる時すごく淋しくてしょうがないみたいな、そういう情けなさっていう意味での日常はどうです?
「今んとこ救われてないですけど、それはやっぱりこういう風に一生懸命やってれば、今にきっと救われるんじゃないかと思ってますけどね」
 ▶だけど、僕なんかは思うんですけどね、そういう、ああ情けないなと思った時にフラストレーションがたまったりするわけですよね。そういうのがあるから逆にそれがバネになって表現に向かっているという構造があると思うんですよ。
「・・・・・・・・・」
 ▶だから、ほら、今回の“だいすき”だって、これだけ至福の歌っていうのは普段が至福だったら絶対書けないと思うんですよね。そういった意味で言うと、果たして日常は救われるのだろうかと思うんですが。
「ああ・・・・・・まずいな(笑)。ということは俺は一生幸せじゃなく生きていくということですね」
 ▶それがアーティストだと思うんですけど(笑)。
「ひゃー、どうしよう(笑)。まいっちゃたなあ。この質問にはうまく答えられないなあ、俺(笑)。なんかすごい信憑性のある意見だったから・・・・・・まいったな」
 ▶そういうのは引き受けてやってるのかと思ったんだけど。
「いやー・・・・・・無意識(笑)。まずいなあ(笑)。そうなるとどうすればいいんだろ。うーん、まずい」
 ▶やっぱり岡村さんにとっては生活が救われなければどんなに芸術的ないい作品を作ったって意味はないですか。
「意味ないことはないですけどね、やっぱ幸せですよ、いい作品を作れば。でも、日常生活も救われたいですよ」
 ▶例えば日常はどん底であろうが何であろうが、もう作ることだけに精一杯であとはぼろぼろの人間になってるみたいな、そういう芸術家然とした人いますよね。そういうのってやなんですか。
「あんまり意識したこともないし考えたこともないし、たとえ今が結果的にそうなってるとしても、そういうのってありなんだって今気付いた程度で・・・・・・あんまり考えたことないけど、やっぱり女の子に好きなんだって言えるような人間になりたいなっていうのはどうしてもありますね。うん、どうしてもある、これは。どうしてもあるなあ(笑)」
 ▶では最後に、来年の目標としてはどんなものがあります?
「来年はものすごいことやりますよ、これがまた。3つあるんですね。まず『DATE』を超えるアルバムを作るっていうのと、あとまだ発表できないんですけどものすごく大きいことを企画してるっていうのと、あともうひとつはね、自分のいい曲を10曲か15曲ぐらいみんなに選んでもらって英語で詞を入れて、それをアメリカとイギリスの放送局に、500ずつくらい送りたいなっていう。その3つです、来年やりたいことは」
 ▶へえー、いわゆるワールド・ワイドってことも考えてですか、それは。
「いや、それもあるけど、まずどういう風に聴かれるんだろうっていう。意外と誰もそういうことやってないでしょ、簡単なことなのに。面白いからってみようかなって思って」

俺は一生、不幸せに生きていくのだろうか?


岡村靖幸の記事

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Comments

ガッシガシに踊ってみたいものです。
こんばんは。
淋しいときに電話できる相手って誰でしょうね。この当時なら尾崎さん・吉川さん・キンタさんでしょうか。
不幸せを引き受けて生きていく‥アーティストはその辺の兼ね合いが難しいですね、これからの岡村さんには幸せになってもらいたいものですが‥。
あと、ガッシガッシに踊る岡村さんの姿がリアルに想像できて笑っちゃいました。笑
Posted at 2010.01.10 (18:33) by まゆこ (URL) | [編集]
Re: ガッシガシに踊ってみたいものです。
88年ごろの尾崎豊はいろいろと身の周りが大変ですから、電話しても相手にしてもらえないかもしれないですね。

これからの岡村ちゃんは本当に幸せになってもらわないと、もう…困りますよね。ある意味どん底ですし、今。

まゆこさんがガッシガシに踊るとこ見てみたいものです。

Posted at 2010.01.11 (21:17) by yuji (URL) | [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Posted at 2010.01.12 (19:10) by () | [編集]
Re: タイトルなし
どうも、こんにちは。
チャットは5月あたりにまた開催する予定ですので、そのときは是非参加してくださいね。
Posted at 2010.01.17 (16:24) by yuji (URL) | [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Posted at 2010.01.20 (17:58) by () | [編集]
Re: タイトルなし
はい、感謝感謝です。
現在、出所しているのかどうかはわかりませんが、2010年の5月までには確実に出所しているわけですから、もう出てきますよ。なんだかそわそわしちゃいますねぇ。
Posted at 2010.01.21 (01:12) by yuji (URL) | [編集]
このサイトで初めて「どぉなっちゃってんだよ」を聴いて
なんだか頭から離れずyoutubeとかで聴いてるうちに
CD買うに至りました。
ありがとうございました。
Posted at 2010.02.11 (04:48) by KDN (URL) | [編集]
Re: タイトルなし
「どぉなっちゃってんだよ」は中毒性が高いですからね。ご購入なさったCDってのは「家庭教師」か「OH!ベスト」かのどちらかと思いますが、どちらもとても素晴らしいですよ~。
こちらこそありがとうございます。
Posted at 2010.02.15 (20:06) by yuji (URL) | [編集]
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