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谷崎潤一郎で「痴人の愛」

谷崎の作品は「陰翳礼讃」しか読んだ事がなかった。理由は単純に読みにくかったから。やっぱり昔の仮名遣いだと読んでて疲れるし内容もピンとこなかったし。

で、この前本屋でふと目にとまったのが谷崎潤一郎の

「痴人の愛」。

なんとなく手に取り(本選びとは往々にして気まぐれなものである)3,4ページ斜め読みしたところ読みやすい文章だったので買いました。
読みやすいといっても昔の言葉遣いですし
巻末に注解として40ページくらいあるのですが、それでも内容が頭に直接入ってくる文章が気に入ったのでOKっす。



久しぶりに骨のある小説を読みましたね。
すーーっごいですよこれ。

簡単にあらすじを紹介。



真面目で君子と評判の主人公・河合譲司はカフェで働いている貧乏だが美女である少女ナオミを引き取り妻にすることから物語ははじまる。ナオミは初めは貧乏から救ってくれた譲司に対して従順だが次第に異常なほどのわがままになる。しかし譲司はそれに対して強い態度に出れない。
なぜか。それはナオミの体は成熟するにつれ妖婦のように魅力的になっていて、もしナオミと決別すれば情事にいそしめないからである。
ナオミは自分の体を武器にモーレツな悪女になる。

クライマックスはナオミが、よつんばになった譲司に馬乗りになり「わたしが要るだけ金を出せ」とか「男遊びに一切干渉するな」とか「ナオミじゃなくてナオミさんと呼べ」などなど要求をすべて認めさせる。



な~んじゃこりゃなお話ですw


思わず、昼ドラかよ!
と、タカandトシ風に突っ込んでしまった

初めはナオミにムカつき譲司に同情していましたが、後半ではどちらもどうしようもない馬鹿に思えてイラつきました。
が、最後の最後には笑っちゃいました。
あちゃーみたいなね。

ま、形式はどうであれ感情を揺さぶられる小説は読んでいて
ダイナミックです。

それにしても、譲司はあり得ないくらいの超変態ですね。
ちょっと自分と似ている気がして僕の行く末に
軽い危機を憶えました。
教訓としていい見せしめにします。
かなりツボでした。


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