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岡村靖幸で「むこうみずでいじらしくて」 全曲実況

1. ぶーしゃかLOOP
2011年8月にYOUTUBEにアップされた「ぶーしゃかLOOP」は割と平坦で簡素なアレンジでありながら癖になる味わい深さがあった。一瞬呆気にとられてしまうほどの簡素さがあって、それ故の面白みが魅力とでも言えば良いのだろうか。岡村靖幸の執拗な職人気質により極限まで荒い粒子でもってブラッシュアップされたが故の簡素化。このライブではそんな「ぶーしゃかLOOP」にドレスアップした豊潤なリズムトラックを与えることでノリノリな曲に変貌させちゃっている。冒頭の幕が開く2秒前から始まるベースラインで完全にやられた。何だあのワクワクさせるベースは。凄い。もう本当に安易だから言いたくないんけど…やっぱり彼は天才だ。

2. どぉなっちゃってんだよ
まず、冒頭の手拍子をしながらマイクスタンドに歩み寄る姿がカッコいい。バックに二人の男性ダンサーと一緒に踊っている。バックサンダーの二人は帽子をかぶっているしステージが暗いのではっきりとした御尊顔はうかがえないがおそらく雰囲気的にはイケメン。もちろんダンスもプロレベル。そんな二人をバックダンサーに迎えた今の岡村靖幸はやはり自分に揺るぎない自信を確信しているのだろう。

2曲目にどぉなっちゃってんだよということで正直「またこれか…」というややネガティブな懸念が頭をよぎったが新しいアレンジだ。とにかくテンポが速い。せっかくのスッバラシイ歌詞がどんどんまるで流しそうめんのようにひゅるひゅると流されてしまっている。誰の箸にもキャッチされずに地面に落ちた珠玉の歌詞たちが泣いているよ。ライブでは盛り上がるだろうが個人的には原曲と同じテンポでねっとりと歌ってほしかった。しかしまぁ、「ライブ家庭教師91」の時点で既にロック調のアレンジで歌ってたし。原曲で歌う気は初めからないのかも。

3. 5!!モンキー
ZEPP札幌で見たとき一番記憶に残ったのが「5!!モンキー」だった。完全に別な曲になっちゃってる。心地よいリズムを終始絶えることなくオーディエンスに提供し続けている。曲の終盤の転調部分に至っては「どう?このリズム?気持ちいいでしょ?オゲッ?」と仏頂面の岡村ちゃんに問われているかのようだ。

4. 愛の才能
なぜ?もったいないよ!どうかしてるよ、岡村ちゃん!!この曲を歌うならば猛烈ジャカジャカギターが何よりも必須でしょ?岡村ちゃんの周りの人たちは誰も言わなかったのだろうか。というか気づかなかったのだろうか。「『愛の才能』やるなら岡村さんギターですね」って。ギターに関しては非常に不満であるが歌はとても上手い。特に「満員のプラットフォーム ハレ~ンチなクラ~クション♪」の「クラ~」の部分。腹からしっかりと発声されている。私たちの前でまるで過去に何事もなかったかのように圧倒的なパフォーマンスをしている岡村靖幸だがそれ相応の努力で形成した礎の上に立っているのだなと実感。

5. 家庭教師
「愛の才能」を歌い終わってからギターをジャカジャカ弾き始める岡村ちゃんに「遅いよ」と突っ込みを入れつつ視聴していると「家庭教師」を歌い始める直前にギターを降ろす岡村ちゃん。「…早いよ」。確かにアコースティックギターの音が不必要なサウンドではあるが、岡村靖幸のギタープレイの需要もあるだろうに(もしかして無いのかしら?)。

エロ曲というよりは怪曲。こうやって改めて聴いてみると凄い。真昼にヘッドフォンを装着して押し入れの闇の中でエンドレスでリピートすれば押し入れから脱出したとき世界が少しだけ別物になっていそう・・・スッバラシイ曲だ。

ふと気づく。1曲目の「ぶーしゃかLOOP」からここまで見てきて岡村靖幸の歌唱に一つも不満を持っていない自分に。特に「家庭教師」の歌唱に関してはむしろ昔より上手いような気がする。

例の寸劇部分は終始ダンスしているだけで「ライブ家庭教師」のようなエリコちゃんへの個人授業はなし。エリコちゃんとエリコママがもう一度みたいな。あっ、でもエリコママはきっと還暦超えているか。

6. 生徒会長
軽快でポップなアレンジ。割とシンプルな演奏にも拘らずその絶妙なアンサンブルからはバンドの底知れないスキルの高さが伝わってくる。上手いなぁ。岡村ちゃんのデェンスもかわいらしい。

7. ビスケットLove
原曲に忠実なアレンジ。退廃的でけだるいイントロと児童の「オーイェイ」という声。う~ん斬新。原曲とほぼ同じアレンジの演奏。岡村ちゃんの声も原曲とそれほど変わらない。すごーいすごーい。

8. ア・チ・チ・チ
冒頭、舞台裏からステージまでをハンディカメラで画面を上下左右に激しく揺らしながら撮影した映像が流れる。個人的にはこれくらいの演出は全然許容範囲なのだか(尾崎豊の映像作品はもっとひどいからね)はっきりいって不要である。制作側としては自分の‘色’を出したい気持ちはわかるが、不必要なものは不必要である。

もはや岡村靖幸のライブでは不動の定番曲となった「ア・チ・チ・チ」。アレンジは割と無難に収まっている。ア・チ・チ・チ→聖書の流れかと思いきや次はVegetable。

9. Vegetable
セクシィな赤いドレスを着た女性ダンスーが二人登場。黒のアダマスをジャカジャカ弾きながらVegetableを歌うのだがフルでは歌わず早々に切り上げ聖書へ。やっぱりア・チ・チ・チのあとは聖書を歌わないとムズムズしてしまう岡村ちゃんなのであった。

10. 聖書(バイブル)
「みんな“ナーナカ”言ってください、ハイ」の「ハイ」がツボ。

11. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
文句のつけようがない名曲「あのロン」。やっぱりこれだけの名曲だとさすがの岡村ちゃんもライブ用に斬新なアレンジを施してみようとは思わないのだろう。ラストの「セイシュンッテワンツスリジャンプ」のコール&レスポンスは刹那的な哀愁に満ちていてとてもスッバラシイのだが、岡村ちゃんの「セイシュン」って言い方に違和感。ちょっと力が入りすぎのような気がする。

12. だいすき
「あのロン」からのメドレーで「だいすき」。怒涛である。岡村ちゃんは畳み掛けに入っているのである。本気でスリーカウントを狙っているのである。「あのロン」からの「だいすき」は堪らない。オーディエンスも皆幸せそうだ。そりゃもう劣等感ふっとんじゃうよねぇ。
ところで、みなさん。この「だいすき」を歌う岡村ちゃんの一番のチャームポイントはお分りになりましたか?正解は「東京ベイベー 俺は君をホントに だいすきです」といった後にくるっと回転するところなんですよ。

13. SMELL
エッジの効いたベースにタイトなドラミング。少々コミカルなダンスで歌い上げる「SMELL」。歌詞カードをちゃんと読んだわけではないけど、きっとエロい歌詞なのでしょうね。というかこの演奏に乗せて岡村ちゃんが歌ったらどんな歌詞でも怪しげに淫靡に響きそう。

14. うちあわせ
割と原曲に忠実なアレンジかなと見せかけて実はかなり違う。80年代のシンセ・ピコピコ的なサウンドの香りをあえて残したアレンジ。しかしダサさは皆無。単なるライブの中の1曲に過ぎないのに完成度の極めて高いパッケージという印象。

15. Super Girl
ラストはセカンドアルバム「DATE」から「Super Girl」。世間的にはシティハンターのED曲に採用されたこともあり「あのロン」や「だいすき」よりもポピュラーな曲として認知されているようだ。確かに良曲ではあるが、ファンとしては「ステップアップ↑」や「真夜中のサイクリング」も押したいところだ。

雰囲気美人風のギャラクシー二人をバックに従え、相変わらずキレキレのデェンスと安定した歌唱を披露している。結局最初から最後まで安定していた。天晴である。

ギャラクシーとのダンス合戦もいい感じ。「シンポジウム」のDVDではB系のパーカーを着た岡村ちゃんが頭の悪そうなガキ二人(実は頭が良いかもしれませんが)とダンス合戦していたが、それと比較するとなんとまぁスマートになったことか。人ってここまで変わることができるんだ!「ダンス チャンス ロマンスは自分次第」と主張する岡村靖幸。今の岡村靖幸には説得力がある。


★☆★☆★★☆★☆★
あんなにかっこいいパフォーマンスを見せた後なのに最後の最後は、ジョギング走りでステージを去っていく岡村ちゃん(笑)。
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Comments

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Posted at 2013.10.29 (07:36) by () | [編集]
Re: タイトルなし
非公開コメントの方

文章にキレがあるって凄く良い表現ですね。もっとキレのある文章を書けるように頑張ります。

あの方とお会いしたんですね。すごーい。ちっこいんだぁ。
Posted at 2013.10.29 (20:03) by yuji (URL) | [編集]
お元気そうで!
お久しぶりです。
記事の更新、そしてコメント欄の復活ありがとうございます。

このDVD、まだ1度しか見れていないのですが、YUJIさんの実況を読みながらあの時のzeppの感動が蘇ってきましたよ。

今回の「アイボリー」も映像化してほしいなぁ・・・AXにはカメラは入ってなかったみたいなので、最終日入ってくれないかな。
(今回は東阪だけだったし、SHIBUYA-AXは来年営業終了してしまうから尚更・・・)

”頭の悪そうなガキ2人とダンス合戦”・・・
17日のAX-DATEは、ダンサーさんがギャラクシーではなくて男性2人だったんです。
(むこうみず同様、会場によって違ってたみたい)
瞬間、「シンポジウム」のチャラ男が脳裏をよぎりました(笑)。
でも今回は違った!いい意味で思いっきり裏切られました。すっばらしいダンス合戦でしたよ。
そして48歳の側転には会場からどよめきが(笑)。

こんなにコンスタントにハンパないクオリティーのLIVEをしてくれるなんて、本当に夢のようですねぇ。

感慨にふけりながら「ビバナミダ」絶賛ヘビロテ中の秋です。
北の地はそろそろ冬の気配ですかね?
Posted at 2013.10.29 (22:26) by わらびもち (URL) | [編集]
Re: お元気そうで!
わらびもちさん

お久しぶりです。その節はお世話になりました。

アイボリーの岡村ちゃんも超絶らしいですね。映像化に期待したいところです。でも、その前にそろそろアルバムのアナウンスが欲しいところですけどもねぇ。どうなんだろーか?

こちらのほうは、一応気温は10度くらいあるのでまだ大丈夫ですが,11月に入れば一気に寒くなります。今年の冬は雪が少ないと良いのですが(切実)
Posted at 2013.10.31 (18:59) by yuji (URL) | [編集]
久々に来てみたら、ブログ復活されてたんですね!嬉しいです(^^
ぶーしゃかループめちゃかっこいいですよね。

>この「だいすき」を歌う岡村ちゃんの一番のチャームポイントはお分りになりましたか?正解は「東京ベイベー 俺は君をホントに だいすきです」といった後にくるっと回転するところなんですよ

そうそう!ここなんですよ。
くるっと回ったあとの岡村ちゃんの恍惚ともいえる表情・・・最高です。
あー岡村ちゃん年齢を重ねて落ち着いた感じが出てきてたけど、まだまだナルシストなんだと確認できて安心しました(笑)
Posted at 2013.11.10 (23:35) by クワイ (URL) | [編集]
クワイさん
あっ、クワイさんだ。お久しぶりです。わざわざコメントありがとうございます。

Youtubeにアップされている「ぶーしゃかループ」も良いですけど「むこいじver」のほうが個人的には好きです。カッコイイですよねぇ。

くるっと回転した後の表情ってどんなだっけ?と思いさっき確認しました。ドアップで恍惚顔でした(笑)!
Posted at 2013.11.12 (08:46) by yuji (URL) | [編集]
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